特許
J-GLOBAL ID:200903059728162139

液晶表示装置における入力信号レベル適応型ガンマ補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299409
公開番号(公開出願番号):特開平10-126648
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 少ないビット数での変換処理で、暗部の階調特性を良好に改善できる高精度γ補正回路を提供する。【解決手段】 遅延回路3から第1の可変利得制御増幅器4に供給された入力画像信号は、前記の増幅器4からAD変換器5に供給される画像信号が、AD変換器5の間口と対応する信号レベルを有する状態の画像信号となるように増幅されてから、AD変換器5でデジタル画像信号に変換される。AD変換器5の出力は、前記の増幅器4の増幅度と関連して定められた特定なガンマ補正特性によってガンマ補正を行なうデジタルガンマ補正部6でγ補正された後に、DA変換器7でアナログ信号に変換されてから、第2の可変利得制御増幅器8に供給される。前記した第1,第2の可変利得制御増幅器4,8における増幅度の可変制御の態様は、互いに相補的な可変制御態様の関係となるようにされていて、DA変換器7から出力された画像信号を、増幅器4によって増幅される以前の相対的な信号レベル関係を有する状態に戻された状態で増幅器8から出力させる。
請求項(抜粋):
一対の基板間に封入されている液晶に、表示の対象にされている画像信号の電圧と対応する電界を印加して、液晶の変調を行なう液晶表示装置における入力信号レベル適応型ガンマ補正回路であって、表示の対象にされているアナログ信号形態の画像信号を遅延させる遅延回路と、前記の遅延回路によって遅延されたアナログ信号形態の画像信号を、それの信号レベルが、アナログデジタル変換器の間口と対応している状態で、第1の可変利得制御増幅器を介してアナログデジタル変換器に供給されるように、前記のアナログ信号形態の画像信号が、予め定められた複数の増幅度の内から選択された増幅度で、前記の第1の可変利得制御増幅器で増幅されるように制御する信号制御手段と、前記した第1の可変利得制御増幅器から出力されたアナログ信号形態の画像信号を、デジタル信号に変換するアナログデジタル変換器と、前記のアナログデジタル変換器から出力されたデジタル信号を、前記した第1の可変利得制御増幅器の増幅度の選択情報と関連して定められた特定なガンマ補正特性によってガンマ補正を行なうデジタルガンマ補正部と、前記のデジタルガンマ補正部から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換器と、前記のデジタルアナログ変換器から出力されたアナログ信号形態の画像信号を、前記した第1の可変利得制御増幅器によって増幅される以前の相対的な信号レベル関係を有する状態に戻して出力させるように増幅する第2の可変利得制御増幅器とを備えてなる液晶表示装置における入力信号レベル適応型ガンマ補正回路。
IPC (4件):
H04N 5/202 ,  G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/66
FI (4件):
H04N 5/202 ,  G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/66

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