特許
J-GLOBAL ID:200903059733221216

細胞への核酸運搬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318741
公開番号(公開出願番号):特開平6-303987
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 標的細胞に特異的な“細胞ホーミング因子”成分および少なくとも1つのポリカチオン成分を含むタンパク質と核酸との非共有結合複合体を形成させることにより核酸を標的細胞へ運搬するための複合体の製造方法に関する。【構成】 “細胞ホーミング因子”成分と少なくとも1つのポリカチオン成分との線状遺伝子融合体を含むタンパク質を、適当な条件下で、標的細胞へ運搬しようとする核酸と接触させ、これにより本質的に核酸とタンパク質のポリカチオン部分とのイオン相互作用に基づいた複合体を形成させることからなり、該タンパク質のポリカチオン成分がリシンおよびアルギニンから選ばれた少なくとも3個のアミノ酸を含み、かつ生理学的条件下で核酸と安定した結合を形成し得るペプチド配列。
請求項(抜粋):
標的細胞に特異的な“細胞ホーミング因子”成分と少なくとも1つのポリカチオン成分を含むタンパク質と核酸との非共有結合複合体を形成させることにより核酸を標的細胞へ運搬するための複合体の製造方法であって、“細胞ホーミング因子”成分と少なくとも1つのポリカチオン成分の線状遺伝子融合体を含むタンパク質を、適当な条件下で、標的細胞へ運搬しようとする核酸と接触させて、本質的に核酸とタンパク質のポリカチオン部分とのイオン相互作用に基づいた複合体を形成させることからなり、該タンパク質のポリカチオン成分がリシンおよびアルギニンから選ばれる少なくとも3個のアミノ酸を含みかつ生理学的条件下で核酸と安定した結合を形成し得るペプチド配列であることを特徴とする方法。

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