特許
J-GLOBAL ID:200903059733275650

ポリ塩化ビニル樹脂の劣化評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182641
公開番号(公開出願番号):特開2004-028668
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】ポリ塩化ビニル樹脂を損傷させることなく容易に劣化状態を評価することができるポリ塩化ビニル樹脂の劣化評価方法を提供する。【解決手段】スプリング荷重の最大値が29000mN以上、硬さの表示がディジタル式である硬度計によって、ポリ塩化ビニル樹脂の硬さを測定し、この硬さを示す測定値が大きい程に劣化が大きいと判定する。本硬度計によって、シート状のポリ塩化ビニル樹脂を引っ張りながら硬度を測定し、その引張強さと硬さとの相関直線L1を求めた。ポリ塩化ビニル樹脂は、伸びと硬さとの相関直線L2で示すように、劣化が大きくなるほどに硬くなって伸び(%)が低下する。この相関直線L2の関係は相関直線L1と非常に相関が高い。つまり、上記規定の硬度計では、引張強さを徐々に変え、これに応じて変化する微小な硬さが測定できているので、樹脂の劣化前後の状態を適正に測定可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
押針の先端形状が円すい台形で、スプリング荷重の最大値が29000mN以上、硬さの表示がディジタル式である硬度計によって、ポリ塩化ビニル樹脂の硬さを測定し、この硬さを示す測定値が大きい程に劣化が大きいと判定する ことを特徴とするポリ塩化ビニル樹脂の劣化評価方法。
IPC (1件):
G01N17/00
FI (1件):
G01N17/00
Fターム (7件):
2G050AA02 ,  2G050AA04 ,  2G050BA10 ,  2G050CA01 ,  2G050EA01 ,  2G050EB01 ,  2G050EC05

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