特許
J-GLOBAL ID:200903059736153521

生体吸収性の抗癒着カルボキシポリサッカライド/ポリエーテル高分子間複合体及び外科手術の癒着軽減におけるそれらの使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-504437
公開番号(公開出願番号):特表2002-511897
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】本発明は、カルボキシル含有ポリサッカライドとポリエーテルの高分子間複合体から作られる、生体付着性、生体吸収性、抗癒着性の組成物の改良された製造方法及び使用方法並びにその生成する組成物に関する。そのポリマーは相互に会合され、乾燥され或いは液体として使用される。生体吸収性、生体付着性、抗癒着性の組成物は、外科手術後の癒着の形成を防止するための手術に有用である。その組成物は、生体内で分解するように設計され、体から除去される。膜は、乾燥して或いは任意に水溶液中で調整された後、手術時に挿入される。このような膜の抗癒着性、生体付着性、生体吸収性、抗血栓形成性及び物理的性質は、ポリマーの鋳造溶液のpH、ポリサッカライドの組成、ポリエーテルの組成を厳密に調節することによって、又は手術に使用する前に膜を調整することによって、要求通りに変えることができる。2層又は多層膜を製造でき、用いて抗癒着膜の物理的性質及び生物学的性質をさらに制御することができる。また、抗癒着膜は、薬剤を手術部位に送達してそれらを局所に放出することができる。
請求項(抜粋):
カルボキシポリサッカライド(CPS)と、任意的なポリエーテル(PE)との会合複合体を含んでなる膜であって、生体吸収性、生体付着性、抗血栓形成性、及び抗癒着性の少なくとも1つである膜。
IPC (7件):
C08J 5/18 ,  A61L 31/00 ,  C08L 1/32 ,  C08L 3/00 ,  C08L 5/00 ,  C08L 71/08 ,  C08L 1:08
FI (7件):
C08J 5/18 ,  A61L 31/00 T ,  C08L 1/32 ,  C08L 3/00 ,  C08L 5/00 ,  C08L 71/08 ,  C08L 1:08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-507793
  • 眼手術用補助剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-101708   出願人:株式会社オフテクス

前のページに戻る