特許
J-GLOBAL ID:200903059738122577

プラスチック材料メッシュ構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132641
公開番号(公開出願番号):特開平6-182897
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】例えば土木工学構造体として有用なメッシュ構造体及びその製造方法を提供することを目的とする。【構成】プラスチックの出発材料を準備し、出発材料をTDに延伸して交差配向ストランドを形成し、材料をMDに延伸して主配向ストランドを形成してメッシュ構造体を製造する。この際に、各主ストランド形成領域は概念上の接続領域(njz)の薄化前に薄化され、MDの延伸は薄化が適当になるまで続けられ、これにより配向接続部及び主ストランドと交差ストランドとを接続する配向股部を形成し、MDに一軸的配向された各接続部の中央領域が存在し、中央領域の両側であって各交差ストランド形成領域の端部又は近傍の領域に二軸的配向を形成し、MD延伸がTD方向延伸よりも大きく、njzのMD延伸の間にTD延伸が構造体の配向挙動に影響を与え、その部分のMD延伸の間にTD方向に収縮が生じる。
請求項(抜粋):
2軸的にかつ分子的に配向された一体的なプラスチック材料メッシュ構造体の製造方法であって、最も厚い点において約2mm以上の厚さを有し、実質的に正方形又は長方形をなす概念上の格子に存在する穴のパターン及び概念上の接続領域を有し、前記格子は各隣接する穴の間のストランド形成領域を規定し、前記概念上の接続領域は前記ストランド形成領域間に設けられているプラスチックの出発材料を準備する工程と、前記出発材料を交差方向に延伸して、前記ストランド形成領域を延伸し、薄化し、前記ストランド形成領域を交差方向に配向させ、もって交差配向ストランドを形成する工程と、前記材料を主方向すなわち機械方向に延伸して、前記ストランド形成領域を延伸し、薄化し、前記ストランド形成領域を主方向に配向させ、もって前記交差ストランドに対して一般的に直角に延在する主方向すなわち機械方向に配向されたストランドを形成する工程とを有し、前記各主ストランド形成領域は前記概念上の接続領域が薄化され始める前に有意な程度まで薄化され、かつこの主ストランド形成領域の薄化は前記概念上の接続領域に達し、この機械方向の延伸は、概念上の接続領域に実質的なくぼみが形成されることなく、薄化が概念上の接合領域を完全に通ってその領域の他の端部において配向された主ストランドまで広がって概念上の接続領域の端部における延伸比がその中央部における延伸比よりも100%を超えて大きくならないようになるまで、薄化が股部を回って各交差ストランドまで広がって股部において配向が各股部を回って走る方向になるまで、概念上の接続領域の最も厚い部分の厚さが約30%を超えて減少するまで、そして主方向における概念上の接続領域の長さが少なくとも約2.5:1の比になるまで続けられ、前記概念上の接続領域の全体が実質的に狭ばまり、これにより配向された接続部、及び主ストランドと交差ストランドとを接続する連続的に配向された股部を形成し、機械方向に沿って実質的に一軸的に実質的に配向されて機械方向に沿ってメッシュ構造体の端から端までの実質的に一軸的な連続的な配向を提供する各接続部における中央領域が存在し、かつ前記中央領域の両側であって各交差ストランド形成領域の端部又はその近傍の領域に実質的に二軸的な配向を形成し、結果的な機械方向の延伸が実質的に結果的な交差方向の延伸よりも大きく、少なくとも概念上の接続領域が実質的に広げられる部分の機械方向の延伸が前記交差方向の延伸の後に生じて前記部分の機械方向延伸の間に交差方向の延伸がメッシュ構造体の配向挙動に影響を与え、前記部分の機械方向延伸の間に交差方向に沿う実質的な収縮が生じる、プラスチック材料メッシュ構造体の製造方法。
IPC (4件):
B29D 28/00 ,  B29C 55/12 ,  E02B 3/12 ,  B29K 23:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-090337

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