特許
J-GLOBAL ID:200903059742998568

室内環境状態送受信方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255920
公開番号(公開出願番号):特開平10-107711
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 送信器および受信器の設置可能領域を広げる。送信器と受信器との間に空調ダクトなどの障害物が存在しても安定した信号伝送を可能とする。【解決手段】 天井内部空間1-2に受信器3および送信器4を設置する。送信アンテナ4-1は無指向性とする。受信アンテナ3-1は、指向性を有するものとし、その指向性の方向を床面方向に向ける。送信アンテナ4-1から放射された電波は、直接波は梁9内のH鋼10によって減衰され、床11の方向へ進んだ電波は床面中の鉄筋棒12等によって反射し、受信アンテナ3-1へ到達する。受信アンテナ3-1はその指向性の方向が床面方向に向けられているので、横方向から到達する減衰した直接波より、床面方向から到達した反射波を受信する利得の方が高く、干渉の影響を低減でき、不感帯の発生が妨げられる。
請求項(抜粋):
電波を反射する材料を配置した建造物の同一室内に送信アンテナおよび受信アンテナを配置し、前記送信アンテナおよび前記受信アンテナの少なくとも一方を指向性を有するアンテナとし、前記送信アンテナを前記受信アンテナの指向性のない方向に、前記受信アンテナを前記送信アンテナの指向性のない方向に設置し、室内環境状態信号を電波信号に変換して前記送信アンテナから送信するものとし、この送信アンテナから送信され前記建造物中の電波を反射する材料にて反射する電波信号を前記受信アンテナで受信するようにしたことを特徴とする室内環境状態送受信方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 移動無線方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-216869   出願人:日本電信電話株式会社

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