特許
J-GLOBAL ID:200903059760803405

雑音抑圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-379544
公開番号(公開出願番号):特開2004-214784
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】ビデオカメラにおいて収音信号のSN比が小さい場合には雑音抑止用のディジタルフィルタのフィルタ係数を算出する回路に誤差が生じる。SN比が大きい場合と比べ、雑音抑圧効果が減じられるという問題点を解決すること。【解決手段】雑音源2の近傍に参照マイクロホン3を設ける。音声収音用の主マイクロホン1の信号及び参照マイクロホン3の信号を適応型フィルタ4に与え、雑音の抑圧された音声信号に変換する。このとき、レベル検出回路6は主マイクロホン1の信号と適応型フィルタ4の信号を比較して信号レベル比αを出力する。雑音抑圧量制御回路7は信号レベル比αに基づいて固定周波数フィルタ5での雑音抑圧量を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筐体の外側に向けて設置された音声収音用の主マイクロホンと、 前記筐体内で発生する雑音源の近傍に設置された接話型マイクロホンと、 前記雑音源から筐体の外部空間を介して前記主マイクロホンまでの伝達関数を有するディジタルフィルタを内蔵し、前記主マイクロホンの信号から、前記ディジタルフィルタに通された前記接話型マイクロホンの信号を減算し、雑音が抑圧された音声信号に変換する適応型フィルタと、 前記適応型フィルタが出力する音声信号から、任意の固定周波数成分を抑圧する固定周波数フィルタと、 前記主マイクロホンの出力信号レベルと前記適応型フィルタの出力信号レベルとを検出し、前記2つの信号のレベル比αを算出するレベル検出回路と、 前記レベル検出回路から出力されたレベル比αを用いて、前記固定周波数フィルタの雑音抑圧量を制御するための雑音抑圧係数βを前記固定周波数フィルタに出力する雑音抑圧量制御回路と、を具備することを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (4件):
H04R3/00 ,  G10L15/20 ,  G10L15/28 ,  G10L21/02
FI (5件):
H04R3/00 320 ,  G10L3/02 301E ,  G10L3/02 301F ,  G10L9/00 F ,  G10L3/00 511
Fターム (2件):
5D015EE05 ,  5D020BB09

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