特許

J-GLOBAL ID：200903059761914618

グラス被膜特性及び磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者： 藤井 浩康 ,  岡田 慎吾 ,  山本 紀宏 ,  田中 收
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社 ,  日鐵プラント設計株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-002418
公開番号（公開出願番号）：特開2001-192737
出願日： 2000年01月11日
公開日（公表日）： 2001年07月17日
要約：

【要約】【課題】 表面処理を施した微粒子TiO2 を添加配合した焼鈍分離剤を用いて、グラス被膜特性と磁気特性の優れた方向性電磁鋼板を製造する。【解決手段】 表面を、Ca、Sr、Ba、Zr、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Zn、Al、B、Si、Sn、P、Sb、Bの化合物の1種又は2種以上で表面処理したTiO2 であって、該TiO2 の全量に占める表面処理剤の量が0.1〜30質量%であり、且つ、比表面積が2m2 /g以上であるTiO2の1種又は2種以上を、MgO100重量部当たり0.3〜10重量部配合した焼鈍分離剤スラリーを、脱炭焼鈍後の鋼板に塗布し、乾燥後、仕上げ焼鈍を行う。前記化合物は、水酸化物、酸化物、珪酸塩又は硼酸塩が好ましい。また、前記TiO2 は平均粒子径が1μm以下のもの、前記MgOは、粒度1μmパスが10%以上で且つ水和水分が1〜3%のものが好ましい。

請求項（抜粋）：

脱炭焼鈍板の表面に、MgOを主成分とする焼鈍分離剤スラリーを塗布し、乾燥後、仕上げ焼鈍を行う方向性電磁鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤として、表面を、Ca、Sr、Ba、Zr、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Zn、Al、B、Si、Sn、P、Bi、Sb及びBの化合物の1種又は2種以上で表面処理したTiO2 であって、該TiO2 の全量に占める表面処理剤の量が0.1〜30質量%であり、且つ、比表面積が2m2 /g以上であるTiO2 の1種又は2種以上を、MgO100重量部当たり0.3〜10重量部配合した分散性の優れた焼鈍分離剤を用いることを特徴とするグラス被膜特性及び磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法。

IPC (2件)：

C21D 9/46 501 ,  H01F 1/18

FI (2件)：

C21D 9/46 501 B ,  H01F 1/18

Fターム (12件)：

4K033AA02 ,  4K033JA04 ,  4K033LA01 ,  4K033LA02 ,  4K033LA04 ,  4K033MA00 ,  5E041AA02 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB09 ,  5E041HB11 ,  5E041NN05