特許
J-GLOBAL ID:200903059762588234

組成に分布を有したガラス体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126576
公開番号(公開出願番号):特開平7-330370
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】希土類元素等に濃度分布を有し、ガラス作製時にクラックの発生を抑制し歩留りよく作製可能な、撮像系等の色収差補正上有効な光学特性を有する組成に分布を有したガラス体を得る。【構成】SiO2 -Al2 O3 -Y2 O3 -ZrO2 4成分系のガラスでY2 O3 の濃度分布が周辺部で高く中心部で低い,凹の放物線状であり、ZrO2の分布は中心部から周辺部に向かって減少する凸の放物線状であり、Al2 O3の組成比も中心部から周辺部に向かって減少する凸の放物線状であったとき、Y2 O3 の濃度分布差ΔCM1とAl2 O3 の濃度分布差ΔCAlとガラス内のSiO2 の一定値CSiとの関係が(ΔCAl/ΔCM1)/CSiは、0.0334であり、歩留りよく作製可能であった。
請求項(抜粋):
Siと、Alと、SiおよびAl以外の第1金属種を含有し、該含有金属種を酸化物組成比で表した際、前記第1金属種の酸化物の組成比がガラス体内で変化するガラス体において、該ガラス体の前記第1金属種の酸化物の組成比が最大である箇所でのSiO2 組成比を前記ガラス体内で一定である値CSiとし、該一定値CSiに対するガラス中のAl2 O3 の酸化物組成比の最大と最小の差をΔCAlとし、前記一定値CSiに対するガラス中の第1金属種酸化物の組成比の最大と最小の差をΔCM1とした場合、(ΔCAl/ΔCM1)/CSiの値が-0.12から0.12であることを特徴とする組成に分布を有したガラス体。
IPC (3件):
C03C 3/062 ,  C03C 3/095 ,  C03C 3/102

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