特許
J-GLOBAL ID:200903059777824953

シートスライド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038464
公開番号(公開出願番号):特開平6-247195
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 位置精度を必要以上に高くしないで、製作コストを低減する。【構成】 両方のロック機構40,40aの一方のラッチ部材45が係止孔44aに係止しないハーフロックの状態になった場合には、ラッチ部材用の前後位置微調整機構60を操作し、リードスクリュー部材62とナット部材64とを相対回転して、枢支ブラケット41を介してラッチ部材45を係止孔44aに係脱可能な位置へ移動するようにしたので、例えば、両方のロック機構40,40aの長手方向の相対的な位置精度に多少のばらつきがあって、ハーフロックの状態になった場合でも、ラッチ部材用の前後位置微調整機構60を操作すれば、両方のロック機構40,40aが確実に係脱動作することができる。
請求項(抜粋):
据付部位に固設した車体側のレールと、該車体側のレールに前後方向に移動可能に嵌合し座席を支持する座席側のレールとから成る一対のレールユニットを有し、各々のレールユニットに、車体側のレールに対して座席側のレールを移動不能に拘束するロック機構をそれぞれ設け、両ロック機構が同期して拘束解除すべく、両ロック機構を引きワイヤを介して連動させたシートスライド装置において、前記両ロック機構は、前記車体側のレールに設けられた係合部と、前記座席側のレールに設けられた枢支部材と、該枢支部材に揺動可能に枢支され、前記係合部に係脱するラッチ部材とを備え、前記一対のレールユニットの少なくとも一方にラッチ部材用の前後位置微調整機構を設け、該ラッチ部材用の前後位置微調整機構は、リードスクリュー部材と、該リードスクリュー部材に螺合するナット部材と、前記枢支部材を介して前記ラッチ部材を前後移動可能に支持する支持部材とを有し、前記リードスクリュー部材とナット部材との一方を前後移動不能かつ相対回転可能に前記座席側のレールに支持する一方、前記リードスクリュー部材とナット部材との他方を前後移動不能かつ相対回転可能に前記枢支部材に支持して、前記リードスクリュー部材とナット部材とを相対回転した際に、前記枢支部材を介して前記ラッチ部材を前記係合部に係脱可能な位置へ移動するように配設したことを特徴とするシートスライド装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-137051

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