特許
J-GLOBAL ID:200903059797984035

回収ポリエステル樹脂の製造方法および設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-324572
公開番号(公開出願番号):特開2004-155968
出願日: 2002年11月08日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】比較的分子量の低い回収ポリエステル樹脂を原料として、分子量および分子量分布が増大し成形加工性に優れたポリエステル樹脂を製造する。【解決手段】予め低分子量直鎖状飽和ポリエステル樹脂原料と結合剤と結合反応触媒からなる混合原料を均一に分散・混合して二軸押出機に供給し、前記二軸押出機で、強制混練を行う可塑化溶融工程、ポリエステル樹脂の結晶溶融温度の上方近傍の温度に加熱するとともに2666Pa以下の高真空度で吸引する脱気工程、増粘反応を促進させる増粘反応促進工程および残余の増粘反応を完結させて均一な高粘性状態を得る反応安定化工程を順次行う。予め樹脂原料と結合剤と結合反応触媒からなる混合原料を二軸押出機に供給することで、均一な分散混合を実現し、樹脂の密閉性を高めて迅速に水分や不純物を脱気でき、加水分解反応を防止する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
予め低分子量直鎖状飽和ポリエステル樹脂原料と結合剤と結合反応触媒からなる混合原料を均一に分散・混合して二軸押出機に供給し、 前記二軸押出機で、強制混練を行う可塑化溶融工程、ポリエステル樹脂の結晶溶融温度の上方近傍の温度に加熱するとともに2666Pa以下の高真空度で吸引する脱気工程、増粘反応を促進させる増粘反応促進工程、および残余の増粘反応を促進させて均一な高粘性状態を得る反応安定化工程を順次行い、 前記結合剤を、直鎖状飽和ポリエステル100重量部に対し、分子内に2個のエポキシ基を含有する化合物0〜100%および分子内に3個以上のエポキシ基を含有する化合物100〜0%の混合物0.1〜5重量部とし、 前記結合反応触媒を直鎖状飽和ポリエステル100重量部に対し、カルボン酸の金属塩0.01〜5重量部とした ことを特徴とする回収ポリエステル樹脂の製造方法。
IPC (1件):
C08G63/91
FI (1件):
C08G63/91
Fターム (15件):
4J029AA03 ,  4J029AB07 ,  4J029AE01 ,  4J029AE02 ,  4J029BA03 ,  4J029BA05 ,  4J029CB06A ,  4J029CC06A ,  4J029EB04A ,  4J029ED07A ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029JD05 ,  4J029JE152 ,  4J029KH01

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