特許
J-GLOBAL ID:200903059803861706
ボイラ-蒸気タービンシステムに付属させる熱回収システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-022213
公開番号(公開出願番号):特開2007-205187
出願日: 2006年01月31日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】排熱回収ボイラにおいては、出口排ガス温度を酸露点温度以上としなければならないため、排ガスから回収できる熱量に上限があり、そのため、発生できるボイラ蒸気量も上限があった。【解決手段】蒸気タービン復水14を排熱回収ボイラ3の給水とする際に、従来技術通り直接、排熱回収ボイラ3の節炭器20へ供給する系統と、ヒートポンプ11により加温してから供給する系統とに分け、そのために必要な給水配管を新たに設ける。復水器出口冷却水の持つ熱エネルギーをヒートポンプ11で汲み上げ、その熱エネルギーにより復水14の一部を90°C程度にまで加温し、排熱回収ボイラ3給水入口において、残りの復水と混合させることで、排熱回収ボイラ3への給水温度を上げ、結果としてボイラ蒸気量を増やすための不足熱量を補う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
排熱回収ボイラ、排熱回収ボイラからの蒸気を動力源とする蒸気タービン、蒸気タービンにて仕事をした蒸気を凝縮するための復水器、復水器から排熱回収ボイラに復水を循環させる復水循環系統および復水器に冷却水を供給する冷却水供給システムを備えたボイラ-蒸気タービンシステムに付属させる熱回収システムにおいて、
前記冷却水供給システムからの冷却水を導く配管に接続され、前記復水循環系統から分岐バルブを介して分岐した配管に接続されたヒートポンプを備え、
該ヒートポンプで昇温された復水を前記復水循環系統からの復水と混合してボイラ水を形成し、前記節炭器に導入される前記混合されたボイラ水の温度を制御する制御装置を設けたこと
を特徴とするボイラ-蒸気タービンシステムに付属させる熱回収システム。
IPC (5件):
F01K 23/10
, F22D 1/12
, F22B 1/18
, F01K 17/04
, F22D 1/16
FI (5件):
F01K23/10 F
, F22D1/12
, F22B1/18 D
, F01K17/04 B
, F22D1/16
Fターム (9件):
3G081BA01
, 3G081BA02
, 3G081BA11
, 3G081BB10
, 3G081BC07
, 3G081BD03
, 3G081BD04
, 3G081DA03
, 3G081DA16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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熱電供給システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-282601
出願人:清水建設株式会社
-
発電プラント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-352392
出願人:株式会社ぱど, 三洋電機株式会社
-
発電設備
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-060749
出願人:日立造船株式会社
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