特許

J-GLOBAL ID：200903059813900998

ケーブル式のワイパー駆動装置

発明者： 中村 勝義 ,  高見 俊輔
出願人/特許権者： 日本ケーブル・システム株式会社
代理人 (1件)： 秋山 重夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-104878
公開番号（公開出願番号）：特開平8-276825
出願日： 1995年04月04日
公開日（公表日）： 1996年10月22日
要約：

【要約】【構成】 モータMおよび減速機G、その減速機Gの出力軸13に固定された駆動レバー14、駆動レバーの回転に応じて揺動する揺動プレート21、およびケーブル取付ブラケット12を有する駆動部1と、ハウジングの内部に回動自在に支持される軸32、およびその軸の端部に固定された従動ドラムおよび駆動ドラムを有する第1従動部4と、ハウジングの内部に回動自在に支持される軸32およびその軸の端部に固定された従動ドラムを備えた第2従動部7と、駆動部1と第1従動部4を連結する一対の第1ケーブル2、3と、第1従動部4と第2従動部7を連結する第2ケーブル5、6とからなるワイパー駆動装置Aの構成。【効果】 取付スペースおよび作動スペースが少なく、取付作業が簡単で、とくに駆動部の配置の自由度が高い。

請求項（抜粋）：

(A)モータおよび減速機からなり、一方向に回転する出力軸を有する回転駆動手段と、その回転駆動手段の出力軸に固定された駆動レバーと、駆動レバーの回転に応じて所定角度の範囲で揺動する揺動プレートと、一対の第1コントロールケーブルの導管を前記揺動プレートに対向するように取りつけるためのケーブル取付けブラケットとを有する駆動部と、(B)ハウジングと、そのハウジング内に回動自在に支持されると共に一端にワイパーアーム取付部を有する軸と、その軸の他端にそれぞれ固定され、前記ハウジング内に収容される従動ドラムおよび駆動ドラムと、前記ハウジングに、従動ドラムの接線方向に設けられる従動ケーブル取付部と、前記ハウジングに、駆動ドラムの接線方向に設けられる駆動ケーブル取付部とを有する第1従動部と、(C)それぞれ一端側が前記駆動部のケーブル取りつけブラケットに嵌合保持され、他端側が前記第1従動部の従動ケーブル取付部に取りつけられている一対の第1導管と、それぞれ前記第1導管内に摺動自在に挿通されると共に、一端側が前記揺動プレートの回動中心から等距離の位置に連結され、他端側が前記従動ドラムに係止されて逆向きに巻きつけられている一対の第1内索とからなる、駆動部と第1従動部を連結する一対の第1引きコントロールケーブルと、(D)ハウジングと、そのハウジング内に回動自在に支持されると共に一端にワイパーアーム取付部を有する軸と、その軸の他端に固定され、前記ハウジング内に収容される従動ドラムと、前記ハウジングに、従動ドラムの接線方向に設けられる従動ケーブル取付部とを有する第2従動部と、(E)それぞれ一端側が前記第1従動部の駆動ケーブル取付部に取りつけられ、他端側が第2従動部の従動ケーブル取付部に取りつけられている一対の第2導管と、それぞれ第2導管内に摺動自在に挿通されると共に、一端側が前記第1従動部の駆動ドラムに係止されて逆向きに巻きつけられ、他端側が前記第2従動部の従動ドラムに係止されて逆向きに巻きつけられている一対の第2内索とからなる、第1従動部と第2従動部を連結する一対の第2引きコントロールケーブルとを備えている、ケーブル式ワイパー駆動装置。