特許
J-GLOBAL ID:200903059820727304

文字図形の分割読取り圧縮記憶装置と合成出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166010
公開番号(公開出願番号):特開平6-348837
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 文字図形を含む大きい原画をイメ-ジスキャナで読取り、デ-タ圧縮し記憶し、任意のサイズで出力する。コンピュ-タの能力に制限があり、小さい範囲の画面しかデ-タ圧縮することができない場合に、広い原画も取り扱えるようにする事。【構成】 原画を基本の処理画面に分割し、分割画像を対象にして、函数近似する。これを分割画像のデ-タとして画像記憶装置に記憶する。順次分割画像についての函数近似操作を繰り返して全体のデ-タ圧縮を行う。再生の場合は、分割画像ごとに再生し全体を再生するようにする。
請求項(抜粋):
光学的に文字図形を読み取ったデ-タを縦横に有限個並ぶ画素に対応させて記憶する第1の画像記憶装置と、記憶された画像デ-タを基本小領域に分割し分割された分割画像について順次函数近似によりデ-タ圧縮する装置と、デ-タ圧縮されたデ-タを記憶する第2の画像記憶装置と、第2の画像記憶装置に記憶された前分割画像に関するデ-タを合成して、原画を再生する再生装置とを含み、前記の分割画像に対するデ-タ圧縮装置は、分割画像について、文字図形の輪郭線を抽出する輪郭線抽出機構と、抽出された輪郭線の2次元座標(X,Y)を連続する群ごとに記憶する輪郭点列記憶機構と、独立変数をt、従属変数をx、yとし前記の群毎の輪郭線点列のx、y座標をtを独立変数、xとyを従属変数とする2次の区分的多項式で近似し、近似精度が所定範囲になるまで最小二乗近似を繰り返し輪郭線点列の群毎の近似多項式を求めるデ-タ近似機構Aと、前記の近似結果からx、y空間での群毎の点列の各点における曲率を求める曲率演算機構と、群毎の曲率のデ-タから真円を抽出する真円抽出機構と、点列の曲率のデ-タから空間微分不可能な点を仮接合点として抽出する仮接合点位置抽出機構と、仮接合点の近傍にある他の接合点候補を相関関係に基づいた辻褄合わせを確率的に行い、最適接合点を求める最適接合点抽出機構と、最適接合点の中からそれがなくても近似精度が保たれるような不要な接合点を見い出しこれを除去する不要接合点除去機構と、同一点列群内の隣接接合点間を直線、円弧の順で近似しこれで所定の近似精度が得られない時はtを独立変数、x、yを従属変数とした2次の区分的多項式で近似し近似精度が所定の値に収まるまで2次区分的多項式の次元数を増加させながら最小二乗近似を繰り返して隣接接合点間を直線、円弧、区分的多項式で近似するデ-タ近似機構Bと、点列の群毎に前記の接合点の座標と隣接接合点間を近似する関数のパラメ-タとを記憶する圧縮デ-タ記憶機構とよりなり、圧縮デ-タが前記の第2の画像記憶装置に記憶されるようにしたことを特徴とする文字図形の分割読取り圧縮記憶合成出力装置。
IPC (2件):
G06F 15/66 410 ,  G09G 5/36 520

前のページに戻る