特許
J-GLOBAL ID:200903059822518230

自動車のバンパ取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福留 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066818
公開番号(公開出願番号):特開平7-246895
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 樹脂製バンパの取付け構造において、樹脂製のリテーナをバンパ形状の如何に拘らず共通に使用でき、作業性も向上させる。【構成】 リテーナ10が、バンパ側端部2bのボルト穴2a部分にセットされる基部11と、基部11に下設されたボルト挿通用筒部12と、その先端部に形成されてバンパ側端部2bの裏面に係止されるリテーナ保持爪13と、基部11の側部に逆L字形に形成され、バンパ側端部2bに形成された切欠部2cに係合する側壁部14と、ボルト20の非円形のヘッド部20aに係合するボルト回り止め部15と、ヘッド部20aを係止するボルト保持爪16とより一体に形成される。切欠部2cに側壁部14を係合させ、リテーナ保持爪13をバンパ側端部2bの裏面に係止させてボルト穴2aに筒部12を挿入させた状態で、ボルト20を筒部12に挿通させてボルト保持爪16で保持させ、さらにボルト穴1aに挿通させてナット8をねじ込む。
請求項(抜粋):
樹脂製バンパの側端部に、ボルトを保持するリテーナをセットし、ボルトをバンパ側端部及びボデーのボルト穴に挿通させてナット締めするようになった自動車のバンパ取付け構造において、リテーナ(10)が、バンパ側端部(2b)の個々のボルト穴(2a)部分にセットされる基部(11)と、バンパ側端部(2b)のボルト穴(2a)に挿入されるように基部(11)に下設されたボルト挿通用筒部(12)と、この筒部の先端部に形成されてバンパ側端部(2b)の裏面に係止されるリテーナ保持爪(13)と、基部(11)の側部に逆L字形に形成され、バンパ側端部(2b)に形成された切欠部(2c)に係合する側壁部(14)と、ボルト(20)の非円形のヘッド部(20a)の側面に係合するように基部(11)の表面に形成されたボルト回り止め部(15)と、筒部(12)に挿通されたボルト(20)のヘッド部(20a)を係止するように基部(11)の表面に形成されたボルト保持爪(16)とより樹脂で一体に形成され、切欠部(2c)に側壁部(14)を係合させ、かつリテーナ保持爪(13)をバンパ側端部(2b)の裏面に係止させてバンパ側端部(2b)のボルト穴(2a)に筒部(12)を挿入させた状態で、ボルト(20)を筒部(12)に挿通させてボルト保持爪(16)で保持させ、さらにボデー(1)のボルト穴(1a)に挿通させてナット(8)をねじ込むことを特徴とする自動車のバンパ取付け構造。

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