特許
J-GLOBAL ID:200903059824490120
エンジン冷却水のリザーブタンク
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263791
公開番号(公開出願番号):特開平10-089072
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 従来のようにベンド式大気連通チューブを設けることなく、構成を簡略化してエアー抜き機能を保持するとともにキャップ11の取付け時および取外し時にチューブ12のねじれを起こさないようにし、かつコストダウンを図ることができるエンジン冷却水のリザーブタンクを提供すること。【解決手段】 ネジ付き開口部14とキャップ11との間に設けるとともにタンク本体2の内部とネジ付き開口部14に形成した大気連通路15とを連通可能な切欠き部18を有しかつキャップ11の内側に当接可能な断面凸形状の弾性材からなる中間プレート13を備え、キャップ11をネジ付き開口部14にねじ込むことにより、中間プレート13が弾性変形してキャップ11の内側に所定圧力で当接するとともに、中間プレート13のプレート中央孔17が縮んでチューブ12を締め付けることを特徴とする。
請求項(抜粋):
エンジン冷却水を蓄えるタンク本体と、このタンク本体のネジ付き開口部にねじ込むキャップと、このキャップを介して前記タンク本体内に挿入するとともに前記タンク本体をエンジンのラジエーターに連結可能とするチューブと、を有するエンジン冷却水のリザーブタンクであって、前記ネジ付き開口部には、前記タンク本体の内部を大気に連通可能な大気連通路を形成可能とし、このネジ付き開口部と前記キャップとの間に設けるとともに、前記タンク本体の内部と前記大気連通路とを連通可能な切欠き部を有し、かつ前記キャップの内側に当接可能な断面凸形状の弾性材からなる中間プレートを備え、この中間プレートの中央部にはプレート中央孔を、前記キャップの中央部にはキャップ中央孔をそれぞれ設けて、前記チューブを緩く貫通可能とするとともに、前記キャップを前記ネジ付き開口部にねじ込むことにより、前記中間プレートが弾性変形して前記キャップの内側に所定圧力で当接するとともに、前記プレート中央孔が縮んで前記チューブを締め付けることを特徴とするエンジン冷却水のリザーブタンク。
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