特許
J-GLOBAL ID:200903059827030775

車両変速装置を制御する方法および制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-095070
公開番号(公開出願番号):特開平11-325225
出願日: 1999年04月01日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】トラクタ等のディーゼルエンジンで、小さな力でスプリッタクラッチの連結を行う。【解決手段】 変速機16は主部16Aと補助部16Bからなり、主軸82は主軸クラッチ84、86とスプリッタクラッチ(両面非同期)88を有し、主部副軸アセンブリ94は、2つの補助部副軸アセンブリ114を有し、それぞれは歯車118、120、172を支持する副軸116を有する。スプリッタクラッチ88は歯車124または126を選択的にクラッチ連結し、2位置同期レンジクラッチ130は歯車126または128を出力軸20に選択的にクラッチ連結する。シフトは電子制御ユニット(ECU)を用いて、エンジン回転速度、入力軸回転速度、出力軸回転速度、スロットル位置等をセンサで検知して、その信号を論理規則で処理し、スプリッタの切り離し要求の有無を判断して、スプリッタに加える力を加減する。
請求項(抜粋):
目標歯車比(GRT )へのアップシフトを完了するためにスプリッタ変速部の連結を試行する間において、燃料制御形エンジンと、コマンド信号に応じてエンジンへの燃料供給を制御するエンジンコントローラと、マスタ摩擦クラッチを介して前記エンジンによって駆動される入力軸と出力軸とを有すると共に、出力軸回転速度に対する入力軸回転速度の様々な比(IS/OS)を与えるように選択的に連結および切り離しが行われる複数の歯車比を定めるスプリッタ変速部と直列に結合される主変速部を含むスプリッタ形機械式チェンジギヤ変速機とを備えており、上記スプリッタ変速部は2つのスプリッタ部歯車比を定め、噛み合いジョークラッチ部材の一方の第1及び第2の組を切り離すことによってシフトされて、噛み合いジョークラッチ部材の他方の第1及び第2の組を連結し、さらに、コマンド信号に応じて前記噛み合いジョークラッチ部材の連結および切り離しを制御する可変力スプリッタシフトアクチュエータと、(i)エンジン回転速度(ES)、(ii)入力軸回転速度(IS)、(iii)出力軸回転速度(OS)、(iv)マスタクラッチの連結あるいは切り離しされる状態(CL)、および(v)主部の連結あるいは切り離しされる状態(GR)の内の少なくとも2つを含む車両作動状態を表す入力信号を受け取り、それを論理規則に従って処理することによって少なくとも前記スプリッタシフトアクチュエータにコマンド信号を送る制御ユニットとを備えている車両変速装置を制御する方法であって、(a)第1の力でかみ合いジョークラッチの上記第1及び第2の組の一方の連結を切り離すために上記スプリッタアクチュエータに命令すること、(b)上記主変速部と上記スプリッタ変速部とのうちの少なくとも1つの切り離しを決定すること、(c)(i)主変速部の切り離しと、(ii)実質的に上記目標歯車比で連結されている同期状態とのうちの1つを検知して、前記第1の力より大きな第2の力で噛み合いクラッチの前記他方の第1及び第2の組に噛み合うように、前記スプリッタシフトアクチュエータに命令することを特徴とする車両変速装置を制御する方法。
IPC (5件):
F16H 61/00 ,  B60K 41/28 ,  F02D 29/00 ,  F02D 45/00 380 ,  F16H 59:38
FI (4件):
F16H 61/00 ,  B60K 41/28 ,  F02D 29/00 H ,  F02D 45/00 380

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