特許
J-GLOBAL ID:200903059833371738

絶縁被覆導線の接合方法及び接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272666
公開番号(公開出願番号):特開平5-114450
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 絶縁被覆導線とそれを包み込むU字形状の導体端子とを電気的に接続し、かつ接合強度及び耐熱性に優れた接合継手が得られる接合方法を提供する。【構成】 本発明は、U字形状の導体端子の溝内に絶縁被覆導線の端部を挿入し、2つの側辺部を挾んで加圧、通電して導体端子の抵抗熱で絶縁被覆導線を導体端子に接合する方法であって、導体端子の溝面の少なくとも開口端部に低融点の接合助剤(ろう材)を予め付着させておき、第1段階の加圧/通電で絶縁被覆導線の絶縁被覆を炭化すると共に、接合助剤を溶融させて導体端子の開口端部の溝面に合金層を形成し、第2段階の加圧/通電で炭化した絶縁被覆を導体端子と絶縁被覆導線の芯線間から排出すると共に、導体端子の溝の開口端を合金層を介して接合して、導体端子が絶縁被覆導線の芯線を締め付けるように両者を結合する。
請求項(抜粋):
絶縁被覆導線を、並行する2つの側辺部材と該側辺部材の一端それぞれを一体に接続する半環部材とからなる略U字形状の導体端子の溝に挿入し、2つの側辺部材の外面から加圧すると共に通電して絶縁被覆導線と導体端子とを接合する絶縁被覆導線の接合方法において、少なくとも導体端子の開口側の溝面に接合助剤を予め付着させておき、加圧と通電により、まず絶縁被覆導線の絶縁被覆を炭化すると共に接合助剤を溶融して導体端子の開口端部の溝面に導体端子を構成する成分と接合助剤が含有する成分からなる合金層を形成し、その後炭化した絶縁被覆を導体端子の溝から排出すると共に開口側の溝面を合金層を介して金属接合することを特徴とする絶縁被覆導線の接合方法。
IPC (3件):
H01R 43/02 ,  H01R 4/02 ,  H01R 4/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-095868
  • 特開昭62-286666

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