特許
J-GLOBAL ID:200903059833626213

プロセスの親子関係引き継ぎ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-200138
公開番号(公開出願番号):特開平5-046423
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】現用サーバ11の障害時に,待機サーバ13に処理を引き継ぐことにより,耐故障性を実現するデータ処理装置10におけるプロセスの親子関係引き継ぎ処理装置に関し,現用サーバ11が異常終了した場合に,待機サーバ13から現用サーバ11が起動した子プロセス12の待ち合わせを可能とすることを目的とする。【構成】カーネル14では,現用サーバ11のプロセスが終了したことを認識すると,子プロセス有無判定部16により,現用サーバ11のプロセスに子プロセス12があるかどうかを調べる。現用サーバ11のプロセスに子プロセス12があるとき,親プロセス識別子変更処理部17によって,その子プロセス12の親プロセス識別子を,待機サーバ13のプロセス識別子に変更する。これにより,待機サーバ13は,現用サーバ11の起動した子プロセス12の終了待ち合わせを行う。
請求項(抜粋):
現用サーバ(11)と待機サーバ(13)とを備え,現用サーバ(11)の障害時に,待機サーバ(13)に処理を引き継ぐことにより,耐故障性を実現するデータ処理装置(10)において,現用サーバ(11)のプロセスが終了した場合に,そのプロセスに子プロセス(12)があるかどうかを判定する処理手段(16)と,終了したプロセスに子プロセス(12)があるとき,その子プロセス(12)の親プロセス識別子を,待機サーバ(13)のプロセス識別子に変更する処理手段(17)とを備え,待機サーバ(13)によって現用サーバ(11)の起動した子プロセス(12)の終了待ち合わせを行うようにしたことを特徴とするプロセスの親子関係引き継ぎ処理装置。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 9/46 340

前のページに戻る