特許
J-GLOBAL ID:200903059837998638

シングルレバー水栓

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007757
公開番号(公開出願番号):特開平6-213340
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 閉弁速度を緩やかにする機構を備えたシングルレバー式の水栓において、開閉操作が短時間に繰り返し行われても、閉弁速度を常に抑えて確実にウォーターハンマーの発生を防止すること。【構成】 固定弁板と可動弁板とを備えた水栓において、可動弁板に一体化されると共にレバーに連接する作動ブロックとこれを開閉弁方向に案内するガイド環との間に、可動弁板が閉じる向きに抵抗を与えるピストン式の抵抗機構を設け、このピストンが進退動作するボアに対して混合水を給排可能とする。そして、開弁時には給水路から速やかにボア内に水を供給して閉弁の抵抗発生に不足がないようにし、流路面積を絞った排出路からボア内の水を排出しながらピストンを進ませることによって可動弁板の動きを緩やかにする。
請求項(抜粋):
2枚の弁板を流路内に重合配置し、これらの弁板の一方を静止した固定弁板とすると共に他方の弁板を操作用のレバーに連接して移動可能な可動弁板とし、これらの弁板に開けた孔の整合度によって少なくとも流量を設定可能とし、更に前記弁板の周りの空間を吐水端側への流路に連通させたシングルレバー式の水栓であって、前記可動弁板と前記レバーとの間に作動ブロックを介装し、前記作動ブロックの周りに該作動ブロックを前記可動弁板の開閉方向に案内するガイド環を備え、前記作動ブロックは、前記可動弁板が閉弁する方向を向く端面を開放したボアを備えると共に、該ボアに対して出没自在であってその突出端が前記ガイド環に拘束されたピストンを備え、前記ボアの内部を2系統の給水路及び排水路によって前記可動弁板より下流の外部流路に連通させ、前記給水路を通る単位時間当たりの流量を前記排水路のそれよりも大きくした流路構成としてなるシングルレバー水栓。
IPC (2件):
F16K 11/06 ,  F16K 47/02

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