特許
J-GLOBAL ID:200903059842668050

光学式磁界測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006505
公開番号(公開出願番号):特開平5-196708
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 光電変換器の利得変動に影響されることなく、精度の高い磁界測定が可能な光学式磁界測定装置を提供する。【構成】 スイッチ回路19からの逆相の電気信号を、光源12,13によって2相の光信号に変換し、2つの偏光ビームスプリッタ14,15によって、2つの直線偏光波(測定光及びモニタ光)に変換、分離する。測定光をファラデー効果材1に入射させ、同部を透過した測定光を、検光手段2によって検光して合成し、第1の受光手段3によって電気信号に変換する。検波手段8によって交流振幅を抽出すると共に、フィルタ手段9によって直流成分を抽出する。モニタ光を第2の受光手段17に入射し、光量調整回路18によって光強度を調整する。タイミング回路20によってスイッチ回路19と検波手段8を制御する。
請求項(抜粋):
磁界中に設置したファラデー効果材と、このファラデー効果材に所定の光を入射させる発光手段と、ファラデー効果材を透過した光のファラデー効果による偏波面の回転角を検出する測定手段とを有する光学式磁界測定装置において、前記発光手段として、逆相の2相の矩形波電気信号を生成するスイッチ回路と、前記スイッチ回路で作られた逆相の2相の矩形波電気信号を光信号に変換する光源と、前記光源より出射した2相の光信号を、偏波面が互いに直交する2つの直線偏光波に変換する2つの偏光ビームスプリッタを有する偏光手段とを備え、且つ、前記ファラデー効果材が、前記偏光手段で分離した一方向の2相の直線偏光波を透過させるように磁界中に設置され、且つ、前記測定手段として、前記ファラデー効果材を透過した2相の直線偏光波を検光して合成する検光手段と、前記検光手段を通過した直線偏光波を入射して電気信号に変換する第1の受光手段と、前記第1の受光手段の出力信号から交流振幅を抽出する検波手段と、前記第1の受光手段の出力信号から直流成分を抽出するフィルタ手段とを備え、且つ、モニタ手段として、前記偏光手段で分離した残る一方向の2相の直線偏光波を入射し、電気信号に変換する第2の受光手段と、前記第2の受光手段の出力を入力して、前記2相の直線偏光波の光強度を等しくするように前記光源に作用する光量調整回路とを備え、さらに、制御手段として、前記スイッチ回路と前記検波手段に切り換え信号を供給するタイミング回路を備えたことを特徴とする光学式磁界測定装置。
IPC (3件):
G01R 33/032 ,  G01R 15/07 ,  G01R 19/00

前のページに戻る