特許
J-GLOBAL ID:200903059844127766

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-327644
公開番号(公開出願番号):特開2001-140779
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 油上りが低減でき、かつ電動機の冷却の可能な信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することにある。【解決手段】 フレーム外周通路と対面しない固定子外周通路には、中部空間から下部空間への分離された油の流下を許容するが下部空間から中部空間へのガス流体の吹上げを阻止するガス流絞り手段を設けた。
請求項(抜粋):
密閉容器の内部に、固定スクロール、旋回スクロール及びフレームを互いに組合せてなる圧縮機部と、コイルエンドを有する固定子及び回転子からなる電動機部とを収納配設し、前記圧縮機部のフレーム外側に、圧縮ガス流体が吐出される密閉容器内上部空間とガス流体の吐出管を取付けた電動機上側の密閉容器内中部空間とを連通する1本のフレーム外周通路を、また、前記電動機部の固定子外側に、前記密閉容器内中部空間と底部に油溜りを有する電動機下側の密閉容器内下部空間とを連通し、1本は前記フレーム外周通路に対面する複数本の固定子外周通路を、各設けてなるスクロール圧縮機において、前記密閉容器の内壁面と、前記電動機部上側コイルエンドの外周面との間に形成される環状空間部位に、前記フレーム外周通路と前記固定子外周通路の1つとを互いに接続する断面コ字状のガス案内通路枠を取付け配置し、該ガス案内通路枠は、その断面コ字状の側面であって前記コイルエンド上端面より低い位置に密閉容器内周壁周方向出口部を開口させ、該出口部に対面して少なくとも一枚の衝突板を設けると共に、該衝突板の上端部に上方へ向かうガス流体の流れを阻止する整流板を設けたものとし、また、前記フレーム外周通路と対面しない前記固定子外周通路には、前記中部空間から前記下部空間への分離された油の流下を許容するが前記下部空間から前記中部空間へのガス流体の吹上げを阻止するガス流絞り手段を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02 351
FI (3件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 18/02 311 P ,  F04C 29/02 351 B
Fターム (9件):
3H029AA02 ,  3H029AA14 ,  3H029AB02 ,  3H029AB03 ,  3H029BB04 ,  3H029CC44 ,  3H039AA06 ,  3H039BB16 ,  3H039CC26

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