特許
J-GLOBAL ID:200903059845644608

放射線画像のエネルギー・サブトラクション方法およびその方法に用いられる蓄積性螢光体シート積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201474
公開番号(公開出願番号):特開平5-211635
出願日: 1982年11月04日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 放射線画像のエネルギー・サブトラクション方法であって、従来のI.I.チューブとTVカメラを用いた方法等に比して、サブトラクション画像の空間分解能を著るしく向上させ、かつ大面積のサブトラクション画像を可能にする。【構成】 放射線検出器として、放射線の低エネルギー成分吸収特性の異なる2種類の蓄積性蛍光体シートA,Bを積層した積層体であって、低エネルギー成分吸収特性のより高いシートAをより低いシートBよりも被写体7に近い位置に置いた積層体を用い、被写体7を透過した放射線が同時に照射せしめられたシートA,Bの画像同志をサブトラクションする。
請求項(抜粋):
放射線エネルギー吸収特性が他とは異なる特定の構造物を含む被写体を透過した放射線が、放射線の低エネルギー成分吸収特性の異なる少なくとも2種類の蓄積性螢光体シートからなり、かつ低エネルギー成分吸収特性のより高い蓄積性螢光体シートが低エネルギー成分吸収特性のより低い蓄積性螢光体シートよりも被写体により近い位置に置かれて積層状態で配された複数枚の蓄積性螢光体シートに同時に照射されたことにより、これら蓄積性螢光体シートのうち被写体からより遠い位置に置かれた蓄積性螢光体シートに被写体により近い位置に置かれた蓄積性螢光体シートよりも、前記特定の構造物に対応する部分において放射線の低エネルギー成分がより吸収された画像情報が記録されるように放射線画像が蓄積記録された各蓄積性螢光体シートを、励起光で走査してそれらシートに蓄積記録された各放射線画像を輝尽発光光に変換する第1の工程、この輝尽発光光を光電的に読み取ってデジタル画像信号に変換する第2の工程、このデジタル画像信号に変換された前記各放射線画像から少なくとも2つのサブトラクションすべき放射線画像を得る第3の工程、およびこの少なくとも2つのサブトラクションすべき放射線画像の対応する画素間でデジタル画像信号の引き算を行なって前記特定の構造物の画像を抽出する第4の工程からなることを特徴とする放射線画像のエネルギー・サブトラクション方法。
IPC (6件):
H04N 5/325 ,  A61B 6/00 ,  A61B 6/00 333 ,  B32B 7/02 103 ,  G21K 4/00 ,  H04N 7/18
FI (2件):
A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 303 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-017291
  • 特開昭55-012142
  • 特開昭56-104645

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