特許
J-GLOBAL ID:200903059848551074

圧電振動片及び圧電デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 明彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179209
公開番号(公開出願番号):特開2002-374146
出願日: 2001年06月13日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【解決手段】 水晶振動片10は、ATカット水晶素子片11の表裏両主面に形成した凹陥部12a、12bにより薄肉の励振部13とその周囲に厚肉の補強枠部14とを備える。励振部の両面に形成した励振電極21a、21bは、補強枠部との段差を越えて配線されたリード23a、23bを介して、強枠部の長手方向端部に形成した対応する引出電極22a、22bと接続されている。励振部と補強枠部との段差には、そのエッジに沿って複数の楔形突条25からなる凹凸を設けたリード引出部24が形成され、これを通るようにリード23aが成膜されている。【効果】 リード引出部を通るリードの線幅が実質的に広がるので、その膜厚を厚くしなくても電気抵抗を低くでき、段差における十分な導通性を確保しかつ電極膜の切断等を回避でき、CI値のばらつきをなくして安定した振動特性が得られ、高い信頼性及び歩留まりの向上を実現できる。
請求項(抜粋):
薄肉の励振部及びその周囲に設けられた厚肉の補強枠部を有する圧電素子片と、前記励振部の表裏両主面に設けられる1対の励振電極と、前記補強枠部に設けられかつそれぞれリードを介して対応する前記励振電極に接続された1対の引出電極とを有し、前記補強枠部が、前記リードを通過させるために前記励振部との段差にそのエッジに沿って凹凸を設けたリード引出部を有することを特徴とする圧電振動片。
Fターム (5件):
5J108BB02 ,  5J108CC08 ,  5J108CC11 ,  5J108DD02 ,  5J108FF07

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