特許
J-GLOBAL ID:200903059849146890

エポキシ樹脂粉体組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180401
公開番号(公開出願番号):特開平5-001152
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 溶融時の流動性にすぐれるとともに、機械的強度及び耐熱性にすぐれた硬化物を与えるエポキシ樹脂粉体組成物を効率よく製造する方法を提供する。【構成】 少なくとも1種の結晶性エポキシ樹脂と少なくとも1種の結晶性硬化剤からなる融点が90°C以上の結晶性物質Aと、少なくとも1種の非結晶性エポキシ樹脂及び/又は少なくとも1種の非結晶性硬化剤からなるデュランス軟化点が50°C以上の非結晶性物質Bとからなり、該非結晶性物質Bの少なくとも1種は該結晶性物質Aの融点よりも低いガラス転移点を有し、かつ該結晶性物質Aの全混合物中の含有率が55〜90重量%であり、さらに、該結晶性硬化剤の全混合物中の含有率が5〜40重量%の範囲にある粉体混合物を、該結晶性物質Aの融点より低くかつ該非結晶性物質Bのデュランス軟化点よりも低い温度でかつ該非結晶性物質Bの少なくとも1種のガラス転移点より高い温度において加圧して該混合物の粉体粒子相互を圧着させ、次いで得られた圧着体を粉砕することを特徴とするエポキシ樹脂粉体組成物の製造方法。
請求項(抜粋):
少なくとも1種の結晶性エポキシ樹脂と少なくとも1種の結晶性硬化剤からなる融点が90°C以上の結晶性物質Aと、少なくとも1種の非結晶性エポキシ樹脂及び/又は少なくとも1種の非結晶性硬化剤からなるデュランス軟化点が50°C以上の非結晶性物質Bとからなり、該非結晶性物質Bの少なくとも1種は該結晶性物質Aの融点よりも低いガラス転移点を有し、かつ該結晶性物質Aの全混合物中の含有率が55〜90重量%であり、さらに、該結晶性硬化剤の全混合物中の含有率が5〜40重量%の範囲にある粉体混合物を、該結晶性物質Aの融点より低くかつ該非結晶性物質Bのデュランス軟化点よりも低い温度でかつ該非結晶性物質Bの少なくとも1種のガラス転移点より高い温度において加圧して該混合物の粉体粒子相互を圧着させ、次いで得られた圧着体を粉砕することを特徴とするエポキシ樹脂粉体組成物の製造方法。
IPC (7件):
C08J 3/12 CFC ,  C08G 59/18 NKK ,  C08J 3/20 CFC ,  C08L 63/00 NHX ,  C09D 5/03 PNR ,  C08J 3/24 CFC ,  C08L 63:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平3-029098

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