特許
J-GLOBAL ID:200903059851599622

分析検定を実施するための方法およびその反応容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-045871
公開番号(公開出願番号):特開平7-005178
出願日: 1994年03月16日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【構成】 試験試料中の分析対象物を測定するための逐次的分析反応を実施するために、水平な回動軸ならびに第一および第二の反応域を有する反応容器を用いる方法であって、第二の反応域を隔壁で少なくとも2個の一体になった溶解室に分割された反応容器を用いる方法;ならびにそれに用いる反応容器。【効果】 二次分析反応の試薬として、溶解速度または懸濁速度の異なる複数の試薬を用いる場合も、測定の感度を上げることができる。
請求項(抜粋):
試験試料中の分析対象物を測定するための逐次的分析反応を実施する方法であって、(a)実質的に水平な回動軸を有し、i.たがいに流体が流れるように連通した第一および第二の反応域を含有する分析試薬反応チャネルであって、これらの反応域が、第一の反応域には第一の乾燥分析試薬が組み込まれ、第二の反応域には第二の分析試薬の乾燥成分が組み込まれており、この第二の反応域が、その中に配置された1個以上の隔壁により、少なくとも2個の一体になった溶解室に分割されており、それらの室それぞれが第二の分析試薬の成分を収容し、そのことによって、反応容器をその水平軸を中心に回動させることにより、該反応チャネル中に配設された液状試験試料を、重力により、第一の反応域と第二の反応域との間で反応チャネル沿いに移動させて、第二の反応域中の一体になった溶解室に流入させ、また、そこから流出させることができる分析試薬反応チャネルと;ii.液状試験試料を該反応チャネルに導入するための、該反応チャネルと流体が流れるように連通した入口手段とを含む密閉式試薬反応容器を設け;(b)液状試験試料を、入口手段を通して反応容器に導入し;(c)液状試験試料を第一の反応域中の第一の乾燥分析試薬と接触させて、第一の試薬を溶解させ、そのことによって、第一の反応混合物を形成させ;(d)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向に回動させて、第一の反応混合物を、重力により、第一の反応域から反応チャネルに沿って移動させて、一体になった反応室中の第二の分析試薬の成分と接触させ、隔壁によってたがいに隔てられた第二および第三の反応混合物を形成させ;(e)第二の分析試薬の成分の所望量を液状試験試料に溶解させるのに十分な時間にわたり、第二および第三の反応混合物を、たがいに隔てられた状態に維持し;(f)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向とは反対の方向に回動させ、そのことによって第二の分析試薬の成分を伴う反応流体を該一体になった室から流出させて、反応チャネルに流入させ、たがいに混合させて、第一および第二の分析試薬をたがいに反応させて、検出しうる応答を生じさせ;(g)その検出しうる応答を測定する各段階を含む方法。
IPC (6件):
G01N 33/72 ,  G01N 31/22 122 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/543 581 ,  G01N 33/543 585 ,  G01N 33/53
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-046566
  • 特開平3-053876
  • 特開平1-155268
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-046566
  • 特開平3-053876
  • 特開平1-155268

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