特許
J-GLOBAL ID:200903059859222730
廃水処理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-264029
公開番号(公開出願番号):特開平7-096290
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 浸漬ろ床法による活性汚泥法の処理方法を改善し、生物化学的酸化作用を最高度に発揮させて、有機物質の除去効率を高めることによって清澄な処理水を得る廃水処理システムを提供する。【構成】 原水槽、調整槽、ばっ気槽、沈殿槽の順に配列した廃水処理システムにおいて、ばっ気槽にその容積の1/5〜4/5容量の多孔質ろ材を充填し、該多孔質ろ材として、(1)多孔質砿物の粒状物と木炭(竹炭)粒状物に、水あるいは窒素、りんを含む溶液を加え混合物とし、(2)セメント、砂、木炭(竹炭)粉末または珪藻土あるいはその混合物とベントナイトに、鉱物繊維の解砕物または解砕懸濁液を添加し、加水混練して混練物とし、(1)の混合物と(2)の混練物とを混練、成形した後、63°C±3°Cに加熱した蒸気室に入れ、硬化してなる多孔質ろ材を用いる。
請求項(抜粋):
原水槽、調整槽、ばっ気槽、沈殿槽の順に配列し、必要に応じてさらにろ過槽、処理水槽を加える廃水処理システムにおいて、調整槽からばっ気槽への液の移送および沈殿槽から調整槽への汚泥返送はエアリフトポンプを用い、ばっ気槽には容積の1/5〜4/5容量の多孔質ろ材を充填し、ばっ気槽槽底に径0.05〜0.5mmの無数の噴気孔を有する微小気泡発生散気管を設け、前記多孔質ろ材として、(1)多孔質砿物の粒状物30〜50容量%と木炭および/または竹炭粒状物10〜40容量%に、水あるいは窒素、りんを含む溶液を加え混合して混合物とし、(2)セメント10〜20容量%、砂5〜10容量%、木炭および/または竹炭粉末または珪藻土あるいはその混合物5〜15容量%とベントナイト0〜3容量%に、これらの総量の0.1〜0.5重量%の鉱物繊維の解砕物または解砕懸濁液を添加し、加水混練して混練物とし、(1)の混合物と(2)の混練物とを混練し、所望の形状に成形した後、63°C±3°Cに加熱した蒸気室に入れ、12〜24時間硬化熟成してなる多孔質ろ材を用いることを特徴とする廃水処理システム。
IPC (2件):
C02F 3/00 ZAB
, C02F 3/10 ZAB
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