特許
J-GLOBAL ID:200903059868341599

イージーオープン缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309003
公開番号(公開出願番号):特開平6-156488
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 缶容器内部の圧力が低い場合に缶蓋の中央パネルが缶容器の内部方向に引き付けられて窪み込むように変形しても、タブの指掛け把持部に容易に指を掛けることができて開口が容易であるイージーオープン缶蓋を提供する。【構成】 缶蓋1に飲み口を形成する破断開口部10を破断するタブ6の先端部22とリベット5との間に、タブ6に近接する位置からタブ6より次第に離反するように中央パネル3の裏面方向に傾斜するパネル傾斜部18を設ける。タブ6の先端部22に、破断開口部10から次第に離反するタブ傾斜部16を延出部14を介して設ける。破断開口部10を開口するとき、タブ6の指掛け把持部12に指を掛けて持ち上げる。破断開口部10はタブ6の延出部14の先端15に押圧されて破断され、飲み口の形状に沿って開口する。破断開口部10は中央パネル3に連結された状態で中央パネル3の裏側に折り返されて残留する。
請求項(抜粋):
中央パネルと、該中央パネルに始端と終端とが間隔をなし始端から終端まで連続して破断開口形状に刻設した開口用スコアと、該開口用スコアによって包囲形成された破断開口部と、該破断開口部に臨む先端部と指掛け把持部である後端部とを有し中央パネルの上面にリベットにより固着されたタブとを備え、該タブによって前記開口用スコアに沿って前記破断開口部を破断開口しつつ形成される破断開口片を中央パネルの裏面方向に押し下げると共に該破断開口片がが中央パネルに繋がった状態で中央パネルの裏面側に折り込まれるイージーオープン缶蓋において、前記破断開口部の少なくとも前記タブ側に、該タブの先端部と前記リベットとの間であって、タブに近接する位置からタブより次第に離反するように中央パネルの裏面方向に傾斜するパネル傾斜部を設け、前記タブの先端部に、前記リベット側から開口用スコアの始端部を越えてパネル傾斜部の上縁にかけて中央パネルに沿って延出する延出部と、該延出部の先端に連続して前記パネル傾斜部より次第に離反するように傾斜するタブ傾斜部とを設け、前記パネル傾斜部の上縁と前記リベットとの間の中央パネル上の前記開口用スコアの破断開始位置に開口用スコアの始端部を設けたことを特徴とするイージーオープン缶蓋。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-106747
  • 特開平1-182246

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