特許
J-GLOBAL ID:200903059870524986

油圧作業機械の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-158918
公開番号(公開出願番号):特開平11-350536
出願日: 1998年06月08日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】複数の油圧アクチュエータを複合操作して作業装置の動作を制御するときに、油圧機器の製品毎のバラツキや油圧の相互干渉に係わらず、指令電流-流量特性を適切に補正して作業装置の動作を精度よく制御できるようにする。【解決手段】制御ユニット9の複合操作補正演算部9jでブームとアームの複合操作による領域制限掘削制御で指令電流-流量特性の学習補正処理を行う。この処理はスイッチ7aからの信号が領域制限掘削制御を指示している状態でスイッチ7cで学習補正モードに切り換え、領域制限掘削制御を行いながら行う。補正の対象はブーム用流量制御弁5aの指令電流-流量特性であり、アーム用流量制御弁5bの指令電流-流量特性のバラツキはブームの特性補正で吸収する。また、学習補正モードでは操作速度指示スイッチ7dにより操作速度を切り換えて流量制御弁5aの指令電流-流量特性の補正値を求める。
請求項(抜粋):
予め設定した指令電流-制御量特性に従って制御量の目標値から指令電流の値を計算し、この指令電流の値を用いて流量制御弁を切り換え操作し油圧アクチュエータを駆動することにより、その油圧アクチュエータを含む複数の油圧アクチュエータを複合操作して作業装置の動作を制御する油圧作業機械の制御装置において、複合操作補正指示手段と、複合操作最大速度指示手段と、前記複合操作補正指示手段からの指令により、前記複数の油圧アクチュエータを複合操作して作業装置の動作を制御する時の位置情報から前記作業装置の制御動作の誤差を計算し、この誤差に基づいて前記指令電流-制御量特性の補正値を求める補正値演算手段と、前記補正値を用いて前記指令電流-制御量特性を補正する特性補正手段と、前記補正値演算手段で補正値を求めるとき、前記複合操作最大速度指示手段で指示された最大速度を越えないよう前記複数の油圧アクチュエータの複合操作速度を制御する速度制御手段とを備えることを特徴とする油圧作業機械の制御装置。
IPC (2件):
E02F 9/20 ,  E02F 3/43
FI (2件):
E02F 9/20 N ,  E02F 3/43 C

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