特許
J-GLOBAL ID:200903059872542507

無線パケット通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014330
公開番号(公開出願番号):特開平10-209956
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 TDMA-TDD無線通信システムにおいてチャネル全体のスループット低下を防ぐことができる無線パケット通信方法を提供すること。【解決手段】 本発明では下りチャネル(3-1)のスロットに於いて、ランダムアクセスによる送信可能なスロットの番号、すなわち、空きスロット情報(3-8)を周期的に報知し、無線パケット端末は、送信パケットが発生した時点で、この空きスロット情報(3-8)を受信し、アクセス可能な上りスロットの中からランダムにスロットを選択した後、このスロットでランダムアクセスを行う。この結果、パケット発生時点で即ランダムアクセスを行った場合のように、TDDの構成に起因する上りアクセス負荷の特定スロットへの集中を防ぎ、一様に分散させることが可能となる。
請求項(抜粋):
無線基地局と該無線基地局配下の複数の無線パケット端末との間で、共通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行い、前記パケットチャネルはスロット化され、連続する複数のスロットをまとめて1フレームとするフレーム構成をとり、さらに、前記無線基地局から前記無線パケット端末へパケットを転送する下りスロットと、前記無線パケット端末から前記無線基地局へパケットを転送する上りスロットが、前記フレーム内で時分割で多重される1波復信方式を適用し、前記無線パケット端末は、前記上りスロットでランダムアクセスを行ってパケットを送信する無線パケット通信方法において、前記無線基地局は、前記下りスロットにて、パケット通信に使用可能な上りスロットを指示する空きスロット情報を、スロット毎もしくは一定周期毎に報知し、前記無線パケット端末は、ランダムアクセスを行うのに先だって、前記報知されている空きスロット情報を受信し、該空きスロット情報で指示されている上りスロットの中から、該ランダムアクセスに使用する上りスロットをランダムに選択し、その後、該選択した上りスロットで送信を行う直前に、再度前記空きスロット情報を受信して、当該上りスロットが引き続き使用可能状態にあることを確認した後、該パケットの送信を行うことを特徴とする無線パケット通信方法。
IPC (8件):
H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04J 3/00 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/24 ,  H04Q 7/26 ,  H04Q 7/30 ,  H04Q 11/04 301
FI (5件):
H04B 7/26 M ,  H04J 3/00 H ,  H04Q 11/04 301 A ,  H04B 7/26 109 M ,  H04Q 7/04 A

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