特許
J-GLOBAL ID:200903059874405299

移動データ通信システムとそのデータ通信装置及び移動端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119114
公開番号(公開出願番号):特開平11-313368
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 ゲートウエイ等のデータ通信装置と移動端末装置との間でパケットデータ通信を安価に行えるようにする。【解決手段】 ゲートウエイGWと各基地局CS1〜CSnとの間を、回線交換網であるISDN網IN1及びI′網IN2ばかりでなく、専用線網PNを介して接続し、サーバ装置ASからデータパケットを受信するとゲートウエイGWは上記回線交換網を介して着信先の移動端末装置PS1を呼び出し、その際に呼設定メッセージにパケット通信を示す通信種別と発信元のアドレス情報を挿入して送出する。これに対し着信先の移動端末装置PS1は、受信した呼設定メッセージに挿入されている通信種別からパケット通信であるか否かを判定し、パケット通信であれば回線交換網からの呼を切断したのち、専用線網PNを介して上記ゲートウエイGWとの間のパケット通信リンクを開設するようにしたものである。
請求項(抜粋):
無線エリアを構成する少なくとも一つの基地局装置と、この基地局装置に対し無線回線を介して接続される移動端末装置と、上記基地局装置に対し回線交換網及びこの回線交換網とは独立するパケット交換網を介して接続されるデータ通信装置とを具備する移動データ通信システムであって、前記データ通信装置は、移動端末装置に対し発信する際に、パケット通信であることを示す識別情報及び自装置のアドレス情報を含む呼制御信号を作成し、この呼制御信号を前記回線交換網へ送出する発信制御手段を備え、前記移動端末装置は、基地局装置を介して前記回線交換網から自装置宛の呼制御信号が送られた場合に、この受信した呼制御信号に含まれる識別情報をもとに通信種別がパケット通信であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により通信種別がパケット通信であると判定された場合に、着信した呼を切断する呼切断手段と、この呼切断手段による呼の切断後に、前記受信した呼制御信号に含まれるアドレス情報を宛先とするパケット通信用のリンク開設要求を生成して前記基地局装置へ送出するリンク開設要求送出手段とを備え、前記基地局装置は、移動端末装置から前記パケット通信用のリンク開設要求が到来した場合に、このリンク開設要求に含まれるアドレス情報をもとに、対応するデータ通信装置との間に前記パケット通信網を経由する通信リンクを開設するパケット通信リンク開設制御手段を備えたことを特徴とする移動データ通信システム。
IPC (5件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/24 ,  H04Q 7/26 ,  H04Q 7/30
FI (3件):
H04B 7/26 109 M ,  H04B 7/26 109 B ,  H04Q 7/04 A

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