特許
J-GLOBAL ID:200903059879615909

耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217972
公開番号(公開出願番号):特開平8-059754
出願日: 1994年08月18日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 衝撃によって破壊され難く、しかも寸法安定性のよい発泡体を与える発泡性樹脂粒子で、さらに発泡剤の保留性がよくて高倍率に発泡させることができるような発泡性樹脂粒子を提供しようとする。【構成】 酢酸ビニル含有量が2〜10重量%、密度が23°Cで0.915〜0.935g/cm3 のエチレン・酢酸ビニル共重合体で、メルトフローレートが0.1〜5g/10分で、メルトフローレートの測定時の膨張割合が1.20〜1.50の共重合体を選んで用い、この共重合体100重量部にスチレン単量体30〜500重量部をグラフト重合させて得られた樹脂粒子に発泡剤を含ませる。
請求項(抜粋):
オレフィン系樹脂粒子にスチレン系単量体をグラフト重合させるとともに、得られたグラフト重合体粒子に発泡剤を含ませて発泡性樹脂粒子を製造する方法において、オレフィン系樹脂として高圧ラジカル重合法によって得られ、酢酸ビニル含有量が2〜10重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体で、密度が0.915〜0.935g/cm3 、メルトフローレートが0.1〜5g/10分、メルトフローレートの測定時の膨張割合、すなわち内径Bmmのオリフィスから押し出された樹脂ストランドの外径をAmmとしたときのA/Bの値が1.20〜1.50の範囲内にある共重合体を選んで用い、上記共重合体の粒子100重量部に対しスチレン系単量体30〜500重量部をグラフト重合させ、得られたグラフト重合体粒子に発泡剤を含ませることを特徴とする、耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製造方法。
IPC (2件):
C08F255/02 MQE ,  C08J 9/18 CES
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-127965
  • 特開昭53-023358

前のページに戻る