特許
J-GLOBAL ID:200903059894334991

アルミニウム製品の製造設備における廃液処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244542
公開番号(公開出願番号):特開平9-087863
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 形材加工プロセスと表面処理プロセスとが併設されたアルミニウム製品の製造設備における廃液処理方法を提供する。【解決手段】 表面処理プロセスからの廃液を回収してpH9.0以上で含水ゲル状水酸化アルミニウムスラッジを回収するスラッジ回収工程と、このスラッジを形材加工プロセスで発生した工具洗浄老化液と表面処理プロセスで得られたアルカリ再生液とで溶解するスラッジ溶解工程と、スラッジ溶解液から不溶物を分離して除去する不溶物分離工程と、精製スラッジ溶解液を表面処理プロセスのアルカリ再生工程に導入してエッチング老化液と共に加水分解して固液分離するアルカリ再生工程と、アルカリ再生液の一部をエッチング液としてエッチング工程に循環させると共にその残部をスラッジ溶解工程に循環させる再生液循環工程とから構成される。
請求項(抜粋):
アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム素材を所定の形状を有するアルミニウム形材に加工すると共にこの加工に用いた加工用工具を工具洗浄液で洗浄する工具洗浄工程を備えた形材加工プロセスと、この形材加工プロセスで製造されたアルミニウム形材を始とするアルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム材をエッチング処理又はこのエッチング処理と陽極酸化処理とにより表面処理してアルミニウム製品を製造すると共にエッチング処理により老化したエッチング老化液を加水分解してアルカリ再生を行うアルカリ再生工程を備えた表面処理プロセスとが併設されたアルミニウム製品の製造設備における廃液処理方法であり、上記表面処理プロセスで発生したアルミニウム分を含む廃液を回収し、この回収した廃液からpH9.0以上で含水ゲル状水酸化アルミニウムスラッジを回収するスラッジ回収工程と、このスラッジ回収工程で回収されたスラッジを、上記形材加工プロセスの工具洗浄工程で発生した工具洗浄老化液と上記表面処理プロセスのアルカリ再生工程で得られたアルカリ再生液とで溶解するスラッジ溶解工程と、このスラッジ溶解工程で得られたスラッジ溶解液から不溶物を分離して除去する不溶物分離工程と、この不溶物分離工程で得られた精製スラッジ溶解液を上記表面処理プロセスのアルカリ再生工程に導入し、表面処理プロセスのエッチング工程から回収されたエッチング老化液と共に加水分解して固液分離するアルカリ再生工程と、このアルカリ再生工程で得られたアルカリ再生液の一部をエッチング液としてエッチング工程に循環させると共にその残部を上記スラッジ溶解工程に循環させる再生液循環工程とを含むことを特徴とするアルミニウム製品の製造設備における廃液処理方法。
IPC (3件):
C23F 1/46 ,  C02F 1/52 ZAB ,  C02F 1/58 ZAB
FI (3件):
C23F 1/46 ,  C02F 1/52 ZAB K ,  C02F 1/58 ZAB K

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