特許
J-GLOBAL ID:200903059894584394

廃乾電池より二酸化マンガンと塩化亜鉛を分離回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-370198
公開番号(公開出願番号):特開平11-191439
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 廃乾電池の中からマンガンと亜鉛を多く含む材料を取り出し、マンガン化合物を二酸化マンガンとし、金属亜鉛および亜鉛化合物を塩化亜鉛として、それぞれを低コストで分離回収することを特徴とする廃乾電池の処理方法。【解決手段】 廃乾電池のマンガン電池およびアルカリマンガン電池の中から、マンガンと亜鉛を多く含む材料を取り出し原料とする。原料を水洗したのち亜鉛缶の小片を加えて塩酸に溶解し、浄液により不純物成分を除いてから、過塩素酸を用いた酸化反応を行い二酸化マンガンと塩化亜鉛の混合物を得、次に混合物を水に溶解して濾過することにより、不溶性の二酸化マンガンと水溶性の塩化亜鉛を分離回収する。得られた二酸化マンガンは洗浄により不純物を除き、塩化亜鉛溶液は濃縮固化したのち有機溶剤に溶解し、不純物を濾過または遠心分離により除去し、有機溶剤を留去して塩化亜鉛の精製物を得る。
請求項(抜粋):
廃乾電池の中からマンガンと亜鉛を多く含む材料を得、これを必要により水洗したのち塩酸に溶解し、その溶液を浄液により不純物成分を除去したのち加熱濃縮し、その濃縮物に過塩素酸を加えて加熱し、二酸化マンガンと塩化亜鉛の固形混合物を得、固形混合物を水に溶解して濾過することを特徴とする、廃乾電池より二酸化マンガンと塩化亜鉛を分離回収する方法。
IPC (5件):
H01M 10/54 ,  B09B 5/00 ZAB ,  C01G 9/04 ,  C01G 45/02 ,  C22B 7/00
FI (5件):
H01M 10/54 ,  C01G 9/04 ,  C01G 45/02 ,  C22B 7/00 C ,  B09B 5/00 ZAB A

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