特許
J-GLOBAL ID:200903059895890294

元苗の選別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175097
公開番号(公開出願番号):特開平9-023747
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 接ぎ木用の元苗の選別を機械的に行うこと。【構成】 未成熟の苗は草丈が低く、重心が低い位置にあることに着目し、元苗をその側方から撮像して、その画像データから元苗の重心高さを計算し、規格値の重心高さ以下の苗を排除する。また、元苗の側方を撮像して、その画像データから元苗を胚軸を中心として回転させながら側方から面積を測定し、その面積が最大になった時に子葉の向きが一定方向となる位置にあると判断して、元苗の接ぎ木位置合わせに利用する。また、元苗の上方からの画像データから元苗の慣性主軸の両側中央部をポイント測定し、本葉の慣性主軸の両側の2点計測で慣性主軸のどちらかに検出できるとその方向に穂木の本葉があると判定することができる。また、上方から見た時の葉面積を画像データの解析により求め、その値が規定値より小さいものを奇形苗と判定することができる。
請求項(抜粋):
接ぎ木用の元苗の側面方向から撮像した画像データの解析により、元苗の重心高さを計測し、該高さが規定値以下の苗は接ぎ木工程から排除すること、あるいは胚軸を中心として回転させながら面積を測定し、最大面積を有する場合を検出して接ぎ木用に元苗の位置合せをすること、あるいは接ぎ木用の元苗の上方から撮像した画像データの解析により、葉面積の過少により奇形苗の判定を行うこと、あるいは元苗の側方から元苗の慣性主軸を測定し、鉛直方向からの傾き角度が一定以上となった時に、奇形苗と判定すること、または元苗の慣性主軸の両側中央部をポイント測定して、そこに苗の画像が検出できると穂木の本葉があると判定することを特徴とする元苗の選別方法。
IPC (4件):
A01G 7/00 603 ,  A01G 1/06 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/60
FI (4件):
A01G 7/00 603 ,  A01G 1/06 Z ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 360

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