特許
J-GLOBAL ID:200903059902810390
可溶性食物繊維及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218063
公開番号(公開出願番号):特開平5-039304
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 健康イメージと強く結びついた乳酸菌から産出する物質から広範囲の食品に添加利用することのできる新規な可溶性食物繊維を得ること。【構成】 ケフィア顆粒から独自の方法で分離した乳酸桿菌No.14菌株が、多量の多糖質粘性物質を新たに発明した培養基質中に産出することを見いだした。本物質を分離精製してプロスキー法(Prosky-AOAC法)に従って食物繊維含有量を測定したところ、高濃度含有しており優れた可溶性食物繊維であることが判明した。本物質は可溶性という性質から、広範囲の食品に添加利用が可能なものである。
請求項(抜粋):
次の理化学的性質を有する可溶性食物繊維としての多糖質粘性物質(1)元素分析値C : 40.2%H : 6.2%N : 0.2%O : 53.4%(2)分子量高分子物質のため測定できない。(3)比旋光度〔α〕25D =+60.7 (C=0.5%)(4)融点本物質は230°C付近から変色がはじまり、250°C付近で溶解しはじめ、265°C付近で黒褐色に分解する。(5)赤外部吸収スペクトル (KBr法)第1図に示す通りである。(6)溶剤に対する溶解度水に可溶、メタノール、エタノール、アセトン、エーテルに不溶。(7)呈色反応I.モーリッシュ反応 +II. アンスロン反応 +III.システイン-硫酸反応 -IV. アニリン-塩酸反応 -V.カルバゾール-硫酸反応 ±VI. エルソン-モルガン反応 -VII.ニンヒドリン反応 -(8)塩基性、酸性、中性の別本物質の0.5%水溶液のpHは6.5付近である。(9)物質の色本物質の凍結乾燥物は、白色繊維状である。(10)構成糖の種類及び組成比本物質はグルコースとガラクトースからなり、その比率は1:1である。
IPC (4件):
C08B 37/00
, A23L 1/308
, C12P 19/04
, C12R 1:225
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