特許
J-GLOBAL ID:200903059903137100

車両用ブレーキトラクション制御装置におけるブレーキ液圧推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171474
公開番号(公開出願番号):特開平8-034334
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキトラクション制御装置において、推定ブレーキ液圧の誤差を少なくする。【構成】 増減圧信号にに対するブレーキ液圧の変化勾配WCを記憶していてブレーキ液圧の増減圧時間に基づいてブレーキ液圧の変化量ΔWCを演算し、この変化量ΔWCを推定ブレーキ液圧の前回値に加算して今回値とし、今回値を推定ブレーキ液圧の前回値として更新する。ブレーキ液圧の増圧時の変化量演算においては、変化勾配WCはブレーキ液の温度が常温の場合は大きく、また低温の場合には小さくする。
請求項(抜粋):
ブレーキ液圧発生手段から駆動輪ブレーキへのブレーキ液流入および前記駆動輪ブレーキからリザーバへのブレーキ液流出を制御して前記駆動輪ブレーキのブレーキ液圧を制御するためのブレーキ液圧制御弁手段と、車両の駆動時の駆動輪の回転状態に応じて前記ブレーキ液圧制御弁手段に増圧信号および減圧信号を出力して駆動輪の空転を防止する制御手段とを備えた車両用ブレーキトラクション制御装置において、前記増減圧信号に対するブレーキ液圧の変化勾配の関係を記憶していて前記増減圧信号に基づいてブレーキ液圧変化量を演算する変化量演算手段と、前記変化量演算手段が演算したブレーキ液圧の変化量と推定ブレーキ液圧の前回値とに基づいて推定ブレーキ液圧の今回値を演算する今回値演算手段と、前記今回値演算手段が演算した今回値を推定ブレーキ液圧の前回値として更新する更新手段とを備えており、前記変化量演算手段は、ブレーキ液の温度状態に対する前記変化勾配の関係を記憶しており、ブレーキ液の温度状態に対応して前記変化勾配を切り替えることを特徴とする車両用ブレーキトラクション制御装置におけるブレーキ液圧推定装置。

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