特許
J-GLOBAL ID:200903059904124826
ツインクラッチ式マニュアルトランスミッションのクラッチ偏摩耗時変速制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
杉村 興作
, 高見 和明
, 徳永 博
, 岩佐 義幸
, 藤谷 史朗
, 来間 清志
, 冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-318889
公開番号(公開出願番号):特開2006-132562
出願日: 2004年11月02日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】2個の変速段グループ用のクラッチがそれぞれ摩耗を同程度に進行されるようにしてツインクラッチ式マニュアルトランスミッションの耐久性を向上させる。【解決手段】S2で、奇数変速段用クラッチ(C1)締結時間の累積値T(m)をその前回値T(m-1)と今回の締結時間Todとの合算により求め、S3で、偶数変速段用クラッチ(C2)締結時間の累積値T(n)をその前回値T(n-1)と締結時間Tevとの合算により求める。S5で、累積回数カウンタKが所定回数A以上になったと判定する時、S8で、|T(m)-T(n)|が所定値B以上であるか否かにより、クラッチC1, C2間で偏摩耗が発生する傾向にあるか否かを判定し、偏摩耗傾向にあればS12で、T(m)>T(n)か否かによりC1がC2よりも大きく摩耗する傾向か、逆にC2がC1よりも大きく摩耗する傾向かをチェックする。前者の場合はS13で奇数変速段クラッチ保護用変速マップを自動変速時に用い、後者の場合はS14で偶数変速段クラッチ保護用変速マップを自動変速時に用いる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
個々のクラッチを介して共通な動力源からの回転を選択的に入力される第1入力軸および第2入力軸を具え、これら第1および第2入力軸と出力軸との間にそれぞれ第1変速段グループおよび第2変速段グループの歯車組をそれぞれ適宜伝動可能に設け、
自動変速指令または手動変速指令に応答した前記2個のクラッチの自動的な締結・解放切り替えと、前記第1および第2変速段グループ間での変速段の自動的な切り替えとにより、自動変速または手動変速を行い得るツインクラッチ式マニュアルトランスミッションにおいて、
前記2個のクラッチのうち一方のクラッチが他方のクラッチよりも大きく摩耗する偏摩耗傾向となったのを判定するクラッチ偏摩耗傾向判定手段と、
この手段によりクラッチの前記偏摩耗が検知されたとき、前記自動変速時に用いる変速マップを、摩耗が大きくなる傾向のクラッチに係わる変速段グループの変速段への変速が制限されるよう変更するクラッチ偏摩耗時用変速マップ変更手段とを具備したことを特徴とするツインクラッチ式マニュアルトランスミッションのクラッチ偏摩耗時変速制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3J552MA05
, 3J552NA01
, 3J552NB01
, 3J552PB05
, 3J552RA02
, 3J552SA03
, 3J552SA53
, 3J552SB03
, 3J552SB12
, 3J552SB28
, 3J552UA03
, 3J552VA02X
, 3J552VA62X
, 3J552VA72X
, 3J552VB01Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
歯車式変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-124123
出願人:トヨタ自動車株式会社
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