特許
J-GLOBAL ID:200903059906652943

大電流用圧着端子の製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349027
公開番号(公開出願番号):特開平6-096833
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 給電線収容孔を切削加工により形成する際に生じる切粉の発生を最小限に抑えられ、不良品の廃出がゼロとなる一方、従来の製作方法の銀ロウまたはハンダ処理及び検査を行わなくて済む大電流用圧着端子の製作方法。【構成】 円筒体1の一方の端面より略半分の長さの基礎孔2を切削加工により形成し、ロッドパンチPを嵌合して他端よりダイスDに通して絞り加工を行って基礎孔2を同一径に維持しつつ所要長尺に延伸することにより給電線収容孔4を有する延伸円筒体3とし、延伸円筒体3の反対側の半部について、下面と略一致するように所要厚さの板状に圧延し、圧延によって生じた三方の脹らみを機械加工により切削除去し、ボルト通し孔8,8をドリル加工して被締結用板状部7を形成する。
請求項(抜粋):
一端より所要中途までの半部が、端面より開口され内端が閉じている給電線収容孔4を有する給電線締付圧着用円筒部9となっており、残りの半部が、前記給電線締付圧着用円筒部9の下面と略一致するように所要厚さの板状に形成されかつボルト通し孔8,8が穿設された略矩形な被締結用板状部7となっている純銅製の大電流用圧着端子の製作方法であって、素材として、前記給電線締付圧着用円筒部の外径よりも所要大きい外径でかつ所要短尺な純銅製の円筒体1を用い、前記給電線収容孔4と同一径の基礎孔2を、該円筒体1の一方の端面より円筒体1の長さの略半分の長さに等しい深さとなるように切削加工により形成し、次いで前記基礎孔2に同一径のロッドパンチPを嵌合して円筒体1の他端よりダイスDに通して絞り加工を行って前記基礎孔2を同一径に維持しつつ所要長尺に延伸することにより前記給電線収容孔4を有する延伸円筒体3とし、次いで延伸円筒体3の給電線収容孔4と反対側の半部について、該延伸円筒体3の下面と略一致するように所要厚さの板状に圧延し、次いで該圧延によって生じた三方の脹らみを機械加工により切削除去し、ボルト通し孔8,8をドリル加工することにより前記被締結用板状部7を形成することを特徴とする大電流用圧着端子の製作方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭45-002267
  • 特開昭53-039490
  • 特開昭59-078478

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