特許
J-GLOBAL ID:200903059907913627

バランス補正装置及びこれを備えた回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梁瀬 右司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095266
公開番号(公開出願番号):特開平11-275805
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】良好なバランス補正を行え、かつ小型化が可能なバランス補正装置を備えた回転装置を提供する。【解決手段】ハブ部材30に雌ねじ40a、円筒体39に雄ねじ40bを形成して螺合し、ハブ部材30に対して円筒体39を軸方向に移動自在に取り付け、押え板43とターンテーブル31との間に各球体37を挟持可能にする。ターンテーブル31の始動後暫くは、円筒体39のターンテーブル31に対する相対的回転を阻止して各球体37を拘束し、その後重り体46を梁45に沿い外方へ移動可能な状態にすることで慣性力による円筒体39及び重り体46のターンテーブル31に対する相対的な回転を許容し、ねじ40を緩めて押え板43を下動させ、各球体37を解放してアンバランス補正位置への移動を可能にする。このとき外側レール55と重り体46との係合により、円筒体39をターンテーブル31の回転に追従させる。
請求項(抜粋):
回転軸に連動して回転する第1部材と、前記第1部材の回転の軸方向に沿って一方向及びその反対の他方向に移動自在に設けられた第2部材と、前記両部材の間に前記回転軸と同心の環状に形成された移動路と、前記移動路内を周方向に移動自在に前記移動路に収容されたバランス体と、前記第1部材と同軸に設けられ前記第1部材に対して相対的に双方向に回転する回転体と、前記回転体の前記第1部材に対する相対的な回転を前記軸方向への直線的な移動に変換して前記第2部材に伝達する変換手段と、前記回転体にそれぞれ径方向に移動自在に且つ前記回転体の中心方向に付勢して設けられ前記回転体に連動して回転する作動体と、両端が前記第1部材と前記回転体とに係止して設けられ前記第1部材に対する前記回転体の相対的な回転により前記第1部材及び前記回転体の間に回転ずれが生じたときに前記回転体を付勢する渦巻きばねと、前記第1部材に設けられ前記作動体が遠心力によりその付勢方向と反対方向に移動したときに前記作動体に係合して前記回転体を前記第1部材の回転に追従させる追従手段とを備え、前記第2部材の前記一方向への移動により、前記両部材間に前記バランス体を挟持して前記バランス体を拘束状態に保持し、前記第2部材の前記他方向への移動により、前記バランス体を拘束状態から解放して前記バランス体を移動可能な状態にすることを特徴とするバランス補正装置。
IPC (3件):
H02K 7/04 ,  G11B 19/20 ,  H02K 1/22
FI (3件):
H02K 7/04 ,  G11B 19/20 J ,  H02K 1/22 B

前のページに戻る