特許
J-GLOBAL ID:200903059911573636
簡易水洗便器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-028290
公開番号(公開出願番号):特開平9-221811
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 フラップ弁の故障発生を防止する。フラップ弁の閉止状態でのロック操作と便器内の水溜め操作と汚物等の洗浄排出操作とを誤りなく行なう。【解決手段】 操作レバー3を一方向へ回転するとロック手段25によりラック19が固定されてフラップ弁7が閉弁状態でロックし且つ給水アーム16が給水弁4を開く給水モードとなり、操作レバー3から手を離すとフラップ弁7のロック状態を維持しつつ給水弁4を閉じる溜水モードとなり、操作レバー3を他方向に回転するとピニオン18の回転力によりラック19の固定が解除されてフラップ弁7が開かれると共に給水弁4を開く洗浄排出モードとなり、操作レバー3から手を離すとフラップ弁7が閉じられると共に給水弁4が閉じられる初期モードとなる。各モードが1つの操作レバー3の操作で切り替え可能とされる。
請求項(抜粋):
ロータンク内の水を便器に供給する給水弁と、便器排出口を開閉するフラップ弁とを備えた簡易水洗便器において、ロータンクに操作レバーが回動自在に取付けられると共に、操作レバーの回転に連動して給水弁を開閉する給水アームと、フラップ弁を開閉するフラップ弁開閉機構とが設けられ、このフラップ弁開閉機構は、操作レバーの回転軸と一体に回転するピニオンと、ピニオンに係脱可能に係合するラックと、ラックと一体に移動してフラップ弁を開く方向に付勢するケーブルと、フラップ弁のシャフトに取付けられてフラップ弁を閉じる方向に付勢する錘部材と、操作レバーによりピニオンが回転してラックがピニオンから外れた時にこのラックを固定してケーブルによるフラップ弁の閉状態を保持するロック手段とを備え、上記操作レバーを一方向に回転した時にロック手段によりラックが固定されてフラップ弁が閉弁状態でロックされると共にピニオンがラックから外れてラックに対して非係合な空回り状態となりこのピニオンの回転に連動して給水アームが給水弁を開いてロータンク内の水を便器に供給する給水モードとなり、この給水モードにおいて操作レバーから手を離した時にロック手段によるラックのロック状態を維持しつつ給水アームがフリーな状態となり給水弁の荷重によって給水弁が閉じられて便器への水の供給が停止する溜水モードとなり、上記操作レバーを他方向に回転した時にラックと係合するピニオンの回転力によりロック手段によるラックのロック状態が解除されてラックがケーブルを駆動してフラップ弁を閉く方向に付勢して便器排出口を開放すると共にピニオンの回転に連動して給水アームが給水弁を開いてロータンク内の水を便器に供給する洗浄排出モードとなり、この洗浄排出モードにおいて操作レバーから手を離した時にラックがフリーな状態となり錘部材の荷重によってフラップ弁が閉じられると共に給水アームがフリーな状態となり給水弁の荷重によって給水弁が閉じられる初期モードに復帰し、上記給水モードと溜水モードと洗浄排出モードと初期モードとが1つの操作レバーの操作で切り替え可能とされて成ることを特徴とする簡易水洗便器。
IPC (2件):
FI (2件):
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