特許
J-GLOBAL ID:200903059918171126

水中物体表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067577
公開番号(公開出願番号):特開平5-273336
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】遠距離、且つ、垂直方向を広く探知、観測する場合にも、物体の探知を短時間で行うことのできる水中物体表示装置を提供することを目的とする。【構成】水中物体の水平方向位置検出のための円筒状振動子群からなる送受波器12と、断面方向位置検出のための左右対称で、且つ、中心軸に直角な面に対して所定の角度だけ偏角を持つ複数の振動子群からなる送受波器14、16とを有し、前記送受波器12によって受波される帰来信号を、円筒上の相隣る複数の振動子を組み合わせることで指向性を有する1つの受波ビームとし、当該振動子の組み合わせを順次切り換えることによって、受波ビームを電子的に回転させて水中物体の方位を検出し、また、前記送受波器14、16によって受波される帰来信号の振幅の和および差を演算し、さらに、前記和を分母とする商を求めることによって、水中物体の断面方向方位を検出する。
請求項(抜粋):
複数の振動子を配列した送受波器により水中に音波を発射し、水中物体からの反射信号を受波して前記水中物体を表示器に表示する水中物体表示装置において、水中物体の水平方向位置検出のための円筒状面配列振動子群と、左右対称で、且つ、中心軸に直角な面に対して所定の角度だけ偏角を持つ断面方向位置検出のための少なくとも2つの振動子群とから構成される送受波器と、前記円筒状面配列振動子群によって受波される水中物体からの帰来信号を、円筒上の相隣る複数の振動子を組み合わせることで指向性を有する1つの受波ビームを形成して受波し、当該振動子の組み合わせを順次切り換えることによって、前記受波ビームを電子的に回転させて、水中物体の方位を検出する水平面映像回路と、前記左右対称な少なくとも2つの振動子群によって受波される水中物体からの帰来信号の振幅の和および差を演算し、さらに、前記和を分母とする商を求めることによって、水中物体の断面方向方位を検出する断面映像回路とからなる受信回路と、水中物体からの反射信号を、前記円筒状面配列振動子面を含む水平面に投影した像として極座標表示する平面表示部と、前記平面表示部に表示される水中物体を含む前記水平面と垂直な円筒面を表示する断面表示部と、を備えることを特徴とする水中物体表示装置。
IPC (2件):
G01S 7/56 ,  G01S 7/52
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-228580

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