特許

J-GLOBAL ID：200903059918690980

トリガー式液体泡状噴射器

発明者： 多田 悦也 ,  砂田 卓哉
出願人/特許権者： 河野樹脂工業株式会社
代理人 (1件)： 角南 孝一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-245876
公開番号（公開出願番号）：特開平10-085637
出願日： 1996年09月18日
公開日（公表日）： 1998年04月07日
要約：

【要約】【課題】 トリガー式液体泡状噴射器において、液体からの泡化効率を向上することを目的とし、機構の改良を図る。【解決手段】 トリガー式液体泡状噴射器の先端部に取着するノズルキャップのノズル孔直前に大小2種類の液流路を形成し、そのノズルキャップの回動によりこの液流路を選択してポンプにより射出される液体の速度を2段階に可変とし、また、ノズルキャップの前部に嵌合させるノズルブッシュの中心部に射出液体の直進を妨げる障害物を設置して液の細分化を図り、空気取り入れ口より吸入する空気との混合をより効率的にした。

請求項（抜粋）：

空気および液体が連通する吸液筒、送液筒およびシリンダーを一体的に形成し、その送液筒に軸支したトリガーレバーの所要箇所に該シリンダーに嵌合摺動するピストンを軸支し、かつ、ピストンを吸気方向に付勢するバネ装置を装着し、さらに、プラスチックバネを介して一端に面バルブが他端に3本の分岐溝を有するヘッド部が一体的形成されたスピンナーバルブを該ヘッド部が該送液筒の先端側に位置するように挿入し、その送液筒先端よりノズルキャップを回動自在に、さらにそのノズルキャップにノズルブッシュを着脱自在に取着した液体泡状噴射器において、そのノズルキャップが、その外筒内部に形成したノズル通孔を有する隔壁で前後に区切られた内筒を有し、その隔壁の内面側(本体側)にそのノズル通孔外周より大小2種類各3本の流路溝を放射状又は接線方向に刻設して、その流路溝を前記スピンナーバルブ先端のヘッドに刻設した分岐溝に回動自在に当接せしめて液体の通路断面積を可変とした構造であることに特徴を有する液体泡状噴射器。