特許
J-GLOBAL ID:200903059935545404

カーボンナノチューブ/脂質/DNA複合体含有マトリックス複合体フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片桐 光治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250213
公開番号(公開出願番号):特開2004-082663
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】導電性フィルム、液晶フィルム、EL素子や太陽電池などの光電変換膜、高分子材料などの機能性フィルムの提供。【解決手段】カチオン性脂質2水溶液中に一定量のカーボンナノチューブ1を添加し、次いで超音波を照射し、疎水性相互作用により該カチオン性脂質水溶液中にカーボンナノチューブを分散させてカーボンナノチューブ・脂質分散液を得、DNA3を加えてDNAのリン酸アニオンとカーボンナノチューブ・脂質分散液中のカチオン性脂質2とを1対1の当量比で静電的相互作用により結合させて得られる、脂質/DNA複合体をマトリックスとし、カーボンナノチューブ/脂質/DNA複合体を含有するマトリックス複合体をフィルム成形してなり、カーボンナノチューブの伝導ネットワークが形成され、該DNAの二重らせん構造が破壊されずに保持されている水不溶性、自己支持性カーボンナノチューブ/脂質/DNA複合体含有マトリックス複合体フィルム。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
疎水基および親水基を有するカチオン性脂質水溶液中に一定量のカーボンナノチューブを添加し、次いで超音波を照射し、疎水性相互作用により該カチオン性脂質水溶液中にカーボンナノチューブを分散させてカーボンナノチューブ・脂質分散液を得、DNAを加えてDNAのリン酸アニオンとカーボンナノチューブ・脂質分散液中のカチオン性脂質とを1対1の当量比で静電的相互作用により結合させて得られる、脂質/DNA複合体をマトリックスとし、カーボンナノチューブ/脂質/DNA複合体を含有するマトリックス複合体をフィルム成形してなり、カーボンナノチューブの伝導ネットワークが形成され、該DNAの二重らせん構造が破壊されずに保持されている水不溶性、自己支持性カーボンナノチューブ/脂質/DNA複合体含有マトリックス複合体フィルム。
IPC (4件):
B32B9/00 ,  C08J5/18 ,  C08K3/04 ,  C08L101/00
FI (4件):
B32B9/00 A ,  C08J5/18 ,  C08K3/04 ,  C08L101/00
Fターム (33件):
4F071AA04 ,  4F071AA08 ,  4F071AA54 ,  4F071AB03 ,  4F071AC03 ,  4F071AF37 ,  4F071AH19 ,  4F071BA01 ,  4F071BB03 ,  4F071BB07 ,  4F071BC07 ,  4F100AD11A ,  4F100AJ08B ,  4F100AS00C ,  4F100BA03 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10B ,  4F100EJ003 ,  4F100EJ202 ,  4F100EJ251 ,  4F100EJ373 ,  4F100GB41 ,  4F100JA20 ,  4F100JB09 ,  4F100JG01 ,  4F100JL00 ,  4F100YY00 ,  4J002AA001 ,  4J002AB051 ,  4J002CL061 ,  4J002DA016 ,  4J002EN137 ,  4J002GQ02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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