特許
J-GLOBAL ID:200903059936425410

高強度Cu合金薄板条の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263019
公開番号(公開出願番号):特開平7-090520
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 特に曲げ加工性に優れた高強度Cu合金薄板条の製造法を提供する。【構成】 Ni:2〜5%、Si:0.3〜1%、Zn:0.1〜2%、Mg:0.001〜0.05%、Sn:0.05〜1%を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなり、かつ不可避不純物としての硫黄(S)および炭素(C)の含有量をそれぞれS:20ppm 以下、C:20ppm 以下とした組成を有するCu合金鋳塊を熱間圧延後水冷により急冷し、面削し、引き続いて冷間圧延と焼鈍を繰り返し施したのち、仕上げ前冷間圧延を施し、継いで仕上げ処理を施す高強度Cu合金薄板条の製造法において、上記仕上げ処理は、溶体化処理したのち一次時効処理し、ついで仕上げ冷間圧延したのち二次時効処理を施し、かつ上記二次時効処理は一次時効処理よりも相対的に高い温度で行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%で、Ni:2〜5%、Si:0.3〜1%、Zn:0.1〜2%、Mg:0.001〜0.05%、Sn:0.05〜1%を含有し、残りがCuおよび不可避不純物からなり、かつ不可避不純物として硫黄(S)および炭素(C)の含有量をそれぞれS:20ppm 以下、C:20ppm 以下とした組成を有するCu合金鋳塊を熱間圧延後急冷し、面削したのち冷間圧延と焼鈍を繰り返し施し、仕上げ前冷間圧延を施したのち、引き続いて仕上げ処理を施すCu合金薄板条の製造法において、上記仕上げ処理は、溶体化処理したのち一次時効処理を施し、ついで仕上げ冷間圧延したのち二次時効処理を施す工程からなり、かつ上記二次時効処理は一次時効処理よりも相対的に高い温度で行なうことを特徴とする高強度Cu合金薄板条の製造法。
IPC (2件):
C22F 1/08 ,  C22C 9/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-056649

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