特許
J-GLOBAL ID:200903059938619190

触媒燃焼加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-306556
公開番号(公開出願番号):特開平11-118116
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、フィンやチューブの局部加熱や未燃ガスの排出等を防止しながら、早期に装置全体を活性化することができる、安全で、始動時間の短い触媒燃焼加熱装置を得る。【解決手段】 熱交換器1の燃料ガス流路11中には、内部を被加熱流体が流れ外表面に触媒担持フィン51を接合した多数のチューブ5を配設してあり、燃料ガスの酸化反応により被加熱流体を加熱するようになしてある。制御装置6は、被加熱流体流路55の出口近傍に設置した温度検出装置8で検出される被加熱流体温度が、所定温度、例えば沸点を越えるまでは被加熱流体の流量を少量としてチューブ5内への熱伝達を抑制し、フィン51を早期に触媒活性温度に昇温する。沸点を越えたら被加熱流体の流量を規定量まで増大し、被加熱流体への熱伝達を促進して、フィン51やチューブ5が必要以上に高温となることを防止しつつ、短い始動時間で所望の高温ガスを得る。
請求項(抜粋):
燃料ガス流路中に、内部を被加熱流体流路とするチューブを配設し、上記チューブの外表面に燃料ガスと接触して酸化反応を生起する酸化触媒を担持したフィンを接合して、燃料ガスの酸化反応熱により被加熱流体を加熱する触媒付熱交換器を備えた触媒燃焼加熱装置において、上記被加熱流体流路の出口近傍における被加熱流体温度を検出する手段と、この温度検出手段によって検出される被加熱流体温度に基づいて、装置始動時の上記被加熱流体の流量制御を行う流量制御手段とを設け、該流量制御手段により、被加熱流体温度が所定温度を越えるまでは上記被加熱流体の流量を少量とし、所定温度を越えたら上記被加熱流体の流量を増大するようになしたことを特徴とする触媒燃焼加熱装置。
IPC (3件):
F23D 14/18 ,  F23C 11/00 306 ,  F23N 5/02 350
FI (3件):
F23D 14/18 Z ,  F23C 11/00 306 ,  F23N 5/02 350 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 触媒燃焼給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-186982   出願人:財団法人石油産業活性化センター, 昭和シェル石油株式会社, 株式会社ノーリツ
  • 特公昭62-060624

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