特許
J-GLOBAL ID:200903059950497653

燃料電池システム及びその運転停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-199088
公開番号(公開出願番号):特開2009-037770
出願日: 2007年07月31日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】燃料電池の性能低下を有効に抑制し、且つ、システムの運転停止に要する時間を短縮できるようにする。【解決手段】電流取出部31による燃料電池スタック1からの電流取り出しによりカソード1b側に残存していた酸素を十分に消費させながら、空気系入口弁23及び空気系出口弁24を閉じて規制区間内への外気の進入を抑制する。このとき、空気系入口弁23及び空気系出口弁24の閉止は、アノード圧力を大気圧以上で且つカソード圧力よりも高い圧力に昇圧してから行う。これにより、燃料電池スタック1の電解質膜に悪影響を与えることなくカソード1b側での酸素消費速度を高めることができ、システムの運転停止に要する時間を短縮することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料極と酸化剤極とが電解質膜を挟んで対向配置されてなる燃料電池と、 前記燃料電池の燃料極に水素を含有する燃料ガスを供給する燃料供給系と、 前記燃料電池の酸化剤極に酸素を含有する酸化剤ガスを供給する酸化剤供給系と、 前記酸化剤極供給系における燃料電池入口側及び出口側にそれぞれ設けられ、前記燃料電池の酸化剤極に外気が進入することを抑制する外気進入抑制弁と、 システム停止処理中に前記燃料電池から電流を取り出す停止時電流取り出し手段と、 システム停止処理を統合的に制御するシステム停止制御手段とを備え、 前記システム停止制御手段は、前記燃料供給系による燃料ガスの供給を継続させるとともに前記酸化剤供給系による酸化剤ガスの供給を停止させた状態で、前記停止時電流取り出し手段による前記燃料電池からの電流取り出しを開始させた後、前記燃料電池の燃料極の圧力を大気圧以上で且つ酸化剤極の圧力以上に昇圧してから、前記外気進入抑制弁を閉止させることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/10 ,  H01M8/04 A
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA19 ,  5H027KK02 ,  5H027KK05 ,  5H027KK22 ,  5H027KK56 ,  5H027MM01 ,  5H027MM03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る