特許
J-GLOBAL ID:200903059952145061

同期捕捉回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220947
公開番号(公開出願番号):特開平10-065576
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 直接スペクトル拡散通信方式を用いた同期捕捉回路において、従来の回路規模の増大や同期捕捉時間の増加の問題に対し、簡易な回路で構成される能動型相関器を用いつつ、長周期の拡散符号を用いた場合に従来のスライディング相関器より高速な同期捕捉を可能とすることを目的とする。【解決手段】 判定回路101で受信パイロット信号を1、0の2値に判定した値をNチップ分、シフトレジスタS1 〜SN に記憶し、セレクタ103を介してシフトレジスタR1 〜RN に初期値としてロードする。シフトレジスタR1 〜RN 、加算器102を用いて逆拡散符号を生成し、乗算器105、積分器106により受信信号との相関値を求める。求めた相関値が制御回路108で設定された閾値を越えたかどうかを相関検出判定器107で判定し、閾値を越えて同期確立信号が送出されるまで一連の符号同期捕捉動作を繰り返す。これにより、周期長の長い拡散符号を用いたシステムで従来のスライディング相関器を用いる場合に比べ、符号同期捕捉を短時間で行うことができる。
請求項(抜粋):
拡散符号のみを繰り返す符号同期捕捉用信号を通信信号に多重化した直接スペクトル拡散通信で、受信信号から生成したベースバンド信号をディジタル化した受信符号同期捕捉用信号の任意区間のパターンを記憶する多段シフトレジスタと、前記任意区間のパターンを初期値として逆拡散符号を巡回生成する逆拡散符号生成回路と、前記受信符号同期捕捉用信号と前記逆拡散符号との相関を検出する相関器とを有し、前記多段シフトレジスタによる記憶と、前記逆拡散符号生成回路による前記逆拡散符号の巡回生成と、前記相関器による相関検出とを繰り返すことにより符号同期検出を行うことを特徴とする同期捕捉回路。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C

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