特許
J-GLOBAL ID:200903059955802691

液晶ポリマーを製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326718
公開番号(公開出願番号):特開平8-333445
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【課題】 反応体損失を最小とする異方性溶融相形成ポリマーを製造するための方法を提供し、最終的に製造されるポリマーの性質を著しく低下させることなく、製造効率を改良することである。【解決手段】 別個のアセチル化および重合工程を含む異方性溶融相形成ポリマーを製造するための方法であり、調節気相還流器を使用して、反応体損失を少なくし、プロセスの化学量論を維持するのを補助する方法。
請求項(抜粋):
本質的に、式:【化1】[式中、式(II)によって表される各繰り返し単位に関して、Yは、酸素または窒素であり、式(II)または式(III)によって表される各繰り返し単位に関して、Ar1およびAr2は、独立に、少なくとも1つの芳香環を含む二価の基を表す。]で表される繰り返し単位からなる異方性溶融物形成ポリマーを製造するための方法であって、該方法が、(a) 調節気相還流器を備えた第1の反応器中で、それより繰り返し単位(I)、(II)、および、存在する時には、(IV)を誘導するp-ヒドロキシ安息香酸、芳香族ジオールおよび6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸反応体を、前記反応体上に存在する反応性ヒドロキシル、および、存在する場合には、アミン基の総モル基準で、約1〜約10mol%過剰の無水酢酸と合わせて、アセチル化混合物を形成し;(b) ヒドロキシル基のアセチル化が開始される温度に、アセチル化混合物を加熱し;(c) アセチル化反応を実質的に完了するのに十分な時間、生成したアセテート類を溶融状態に維持し、有意な重合またはアセテート類の損失を生ずることなく、アセチル化反応によって発生した全ての酢酸副生物を実質的に除去し;(d) 調節気相還流器を備えた第2の反応器内に溶融アセテート類を導入し、有意な重合を生ずることなく、アセテート類を溶融物中に維持するに十分な温度に予熱し;(e) 重縮合触媒とそれより繰り返し単位(III)が誘導される化学量論量の芳香族ジカルボン酸の存在中で、アセテート類または最初に生成するオリゴマー生成物の昇華を回避する速度で重合を誘発するのに十分な温度に重合混合物を加熱し;(f) 所望の溶融粘度のポリマーを生成するに十分な時間、減圧下、重合温度に溶融物を維持し;(g) 生成したポリマーを第2の反応器から取り出す、各工程を含む方法。
IPC (4件):
C08G 63/78 NPS ,  C08G 63/60 NPS ,  C08G 63/685 NNN ,  C08G 69/44 NSR
FI (4件):
C08G 63/78 NPS ,  C08G 63/60 NPS ,  C08G 63/685 NNN ,  C08G 69/44 NSR

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