特許
J-GLOBAL ID:200903059956103703

テープカセットのハーフ製造用成形金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313338
公開番号(公開出願番号):特開平9-153267
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 合成樹脂製のフレーム部に金属板をインサート成形する際に、装着不良を生じること無く金属板がキャビティ内に正確に位置決め保持され、型開き動作時に金属板の固定金型からの離型抵抗が低減されることによって、フレーム部の白化現象やクラック等の発生を低減する。【解決手段】 ハーフ製造用成形金型装置50は、可動金型52が接離自在に相対向して配設されるとともに、型締め状態においてキャビティCを構成する固定金型51に、金属板6がそのリール軸受穴41を相対嵌合することによってキャビティC内に位置決め装着される保持凸部53が一体に突設される。この保持凸部53には、先端部へ向かって次第に外径寸法が小ならしめられる保持力調整部54が設けられている。
請求項(抜粋):
テープ状記録媒体を掛け合わす一対のテープリールを回転自在に収納するカセット本体を構成する合成樹脂製のフレーム部に金属板がインサート成形されたテープカセットのハーフ製造用成形金型装置において、可動金型が接離自在に相対向して配設されるとともに、型締め状態において上記フレーム部のキャビティを構成する固定金型には、上記金属板がその嵌合穴を相対嵌合することによってキャビティ内に位置決め装着される金属板保持凸部が一体に突設され、この金属板保持凸部には、先端部へ向かって次第に外径寸法が小ならしめられる保持力調整部が設けられたことを特徴とするテープカセットのハーフ製造用成形金型装置。

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